子供の耳掃除の正しいやり方とは?耳の病気や耳かきグッズを紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

こんな症状に注意!耳にまつわる病気

急性中耳炎

風邪をひくと、のどや鼻の奥の細菌やウイルスが鼻と耳をつなぐ耳管(じかん)を介して中耳入り、感染を起こします。生後半年~6歳ごろの子供に多く見られる病気です。乳幼児の耳管は大人に比べると太く短いため、細菌やウイルスが入りやすい状態になっています。

症状は、耳の痛みや聞こえにくさ、発熱など。乳幼児の場合は、耳に手を当てて泣く、不機嫌になることで異常を表現します。症状が悪化して鼓膜に穴が開けば、耳から膿が出てくることも。

治療は、抗生物質や消炎鎮痛剤を使用します。また、重症化すると高熱や痛み、膿の多量滲出(しんしゅつ)を引き起こすため、鼓膜に穴を開けて膿を吸い出します。基本的には、治療後数日~1週間で治まります。長引けば滲出性中耳炎を引き起こすこともあります。

滲出性中耳炎

鼓膜の内側に、水っぽく粘り気のある滲出液がたまる病気です。耳と鼻をつなぐ耳管がうまく機能しないために起こります。起こりやすい年齢は、幼稚園から小学校低学年ごろ。急性中耳炎が完治せずに長引くと、悪化して滲出性中耳炎になることも。

痛みや発熱はありませんが、耳がつまったような違和感、耳の通りが悪いために大きな声で話す、声をかけても気づかない、といった子供の様子が見られたら、親御さんは注意してください。

投薬や耳のケアなどの処置を行いますが、何度かの通院が必要になります。外科的処置としては、鼓膜の切開、鼓膜換気用チューブにより中耳内の液を外に出すなどの治療を行います。

外耳炎

耳掃除や耳いじり、プールなどの刺激が原因で外耳道に炎症が起こります。かゆくて耳をいじっていると皮膚を傷つけ、炎症を拡大させてしまいます。症状は耳のかゆみや痛み、耳だれ、耳閉感、耳の臭いなどさまざま。急性では痛み、慢性ではかゆみをともないます。

治療は外耳炎の清掃、洗浄を行います。細菌に対しては抗生剤やステロイドを含んだ軟膏、点耳薬、真菌に対しては抗真菌薬を使います。