蜘蛛の作り方
蜘蛛の巣を作ったら、より不気味な装飾に仕上げるためには蜘蛛の飾りを点けるといいでしょう。材料別に蜘蛛の作り方を見ていきましょう。
材料1:モール
(準備するもの)
細いモール4本と中太モール2本が必要です。モールは物によっては先端の針金が尖っていて危険です。工作を始める前に全てのモールの先端を少し折り畳んでつぶし、指に刺さりにくいようにしておきましょう。
(作り方)
- 細いモール4本並べて持ち、真ん中を2回ねじる。蜘蛛の足が左右に4本できます。8本の足を開いて、上下左右2本ずつに分けておきましょう。
- 中太モール1本で8の字を作ります。8の字は縦5cmになるようにしましょう。これが蜘蛛の体になるのですが、8の字の上の頭の部分が、下のお腹の部分よりも小さめになるようにしましょう。
- 余った中太モールを8の字の交差点にぐるりと強く巻きつけて固定します。
- 1を3の交差点の下に合わせ、足の真ん中を中太モールでぐるりと強く巻きつけて固定します。
- 4で余った中太モールは、8の字の上の頭の部分にぐるぐる巻きつけて、巻き終わりを中に押し込んでおきましょう。
- もう1本の中太モールを、8の字の下のお腹の部分にぐるぐる巻きつけていきます。交差点から下まで巻いたら、また交差点の方まで巻き上げるようにします。最後に、巻き終わりを中に押し込んでおきましょう。
- 8本の足のうち、下の4本の足先を少し下に、上の4本の足先を少し上に曲げて、蜘蛛らしくしましょう。
モールの毛が、蜘蛛の体毛のように見えます。そのため、モール自体は親しみがある素材なのですが、蜘蛛の出来上がりのリアルさを不気味に思う子供もいるようです。
材料2:折り紙
(準備するもの)
折り紙1枚、ハサミ
(作り方)
- 折り紙の裏面(白い方)を三角に折り、対角線に折り筋をつけます。
- 開いて、もう一対の対角線に折り筋をつけます。これで対角線に十字の折り筋ができました。
- 開いて反転し、折り紙の表面(色がある方)を長方形に折り、真ん中に折り筋をつけます。
- 開いて、もう一対の真ん中に折り筋をつけます。これで、各辺の真ん中に十字の折り筋ができました。
- 開いて、折り紙の表面(色がある方)の中心を支点にして3と4の折り線を持ちながら四隅を集め、小さな正方形を作ります。
- 小さな正方形の一辺を、対角線に沿うように折ります。
- 6の隣の一辺も、対角線に沿うように折ります。
- ひっくり返して、6と7と同じように折ります。
- 中心点を対角線上に来るように、三角形を手前に折り畳みます。
- 小さな正方形を開いて、中心点の左右隣の頂点を対角線上に合うように左右を折り畳みます。
- ひっくり返して、10と同じように折ります。
- 左右二股に分かれている方の左右の一辺が中心線に沿うように折ります。
- 開いて、12の折り線に沿って、上下二重にして真ん中までハサミで切り込みを入れます。
- 左に倒して、中心線の下半分を真ん中までハサミで切り込みを入れます。
- 13に戻して、右に倒し、中心線の下半分を真ん中までハサミで切り込みを入れます。
- 12をもう一度繰り返します。ひっくり返して反対側も12と同じように折ります。
- ハサミを入れていない方の頂点を1cmくらい折り畳みます。ひっくり返して反対側も1cmくらい折り畳みます。
- 切り込みを入れた部分を、左右2本折り線の通りに上に開いて折り畳みます。
- さらに切り込みを入れた部分を2枚重ねて、左右2本、上に開いて折り畳みます。このとき、18の位置より下にずらして折りましょう。この作業を蜘蛛の足が8本になるまで繰り返します。
- 8本の足のうち、下の4本の足先を少し下に折ります。そして、上の4本の足先を少し上に折ります。
- ひっくり返して、お腹の部分の上の一枚を、折り線に合わせて頭の方へ折り畳みます。
- 最後に目を描いて、完成です。
黒い折り紙を使うとリアルな出来上がりなので、暗がりで見るとドキッとします。蜘蛛が怖い子供には明るい色の折り紙で作った蜘蛛がおすすめです。
材料3:毛糸
(準備するもの)
本体用毛糸、短い口用毛糸、モール4本、目玉シール(黒円形)、はさみ、ボンド
※目玉シールは、手元にない場合、フェルト等で作って代用しても構いません。
※工作を始める前に全てのモールの先端を少し折り畳んで潰し、指に刺さりにくくておきましょう。
(作り方)
- 本体用毛糸の端を親指で固定し、指3本(または指4本)にあまり力を入れずに、50回くらい巻きつけてます。
- ハサミで毛玉から切り離し、形が崩れないように指から外します。
- 本体用毛糸を適当な長さに切って置き、その上に2を置いて中心で1回固く縛ります。
- 裏返し、中心で1回固く結びます。
- 裏返して、中心で2回結び、固定します。
- 裏返して、もう一度、中心で2回結びます。
- 6を親指・人差し指・中指で持ち、薬指小指で縛った紐を持って横によけます。
- 6の指が入っていたところ(輪になっている部分)にハサミを入れて切ります。
- 8の反対側の輪にもハサミを入れて切ります。ここで、縛った紐を切らないように注意しましょう。
- 9をハサミで丸く切ってボール状に整えます。縛った紐を切らないように注意しましょう。
- 中心の縛った紐を出し、結び目を上にして置きます。この時、縛った紐は上に伸ばして置いておきましょう。
- モール4本をそろえて、中心で3回くらいねじります。
- 11の結び目の手前で、12のモールの中心を合わせて、縛り紐を2回巻きつけて2回結びます。この時、モールの上ではなく、ボールの上部分で結びましょう。
- 毛にボリュームをだし、結び目を見えなくします。
- モールを蜘蛛の足のように曲げていきます。
- 目玉シールと短い口用毛糸ををボンドでつけます。
- 縛り紐を1本切り、完成です。
ポンポンはかわいいので、ご紹介した手作りの蜘蛛の中では一番親しみある姿をしています。つるして飾ることができるので、ハロウィンツリーの飾りつけにぴったりです。