男の子のタイプ別!親のしつけ方
ひと口で「男の子」と言ってもいろいろなタイプの子がいます。それぞれの性格に合った親のしつけ方をご紹介していきます。
負けず嫌い
何かにつけて「俺の方が強い!」と主張を曲げない、負けず嫌いの男の子は、思い通りにいかないと泣いたり暴れてしまうこともあります。そういった感情を見せるのは、気心が知れた存在である相手に甘えられる状況だからです。
ほかの子供や大人と勝負をするうちに、どうしても勝てない相手がいて、大人には負けることを覚えていきます。負けて悔しい思いをするたびに子供は学び成長をするので、わざわざ勝たせてあげるようなことはする必要はありません。
泣き虫
すぐに泣いてしまう泣き虫な男の子は、ささいなことに敏感に気づく子供です。甘えん坊といった行動が多いと親として心配になりますが、少しずつ成功体験を積み重ねてあげることで「大丈夫なんだ」と気づき始めます。
自信がついていけば、親がいなくても友達の輪の中に入ったり、自分から行動が起こせる子供に少しずつ変わっていけます。泣いてもまたチャレンジできるよう、親としてもぜひ励ましてあげてください。
落ち着きがない
どこへ行ってもじっとせず我慢ができない男の子は、人と違うことをしたい目立ちたがり屋なタイプです。親としてはしかりつける機会が増えてしまいますが、できたときはしっかり褒めて心の安定を目指していきましょう。
好奇心のある男の子は、目についたものに触れたくなり、手に取って遊びたくなります。しかし、落ち着いた環境に置かれれば、それなりにじっとできたりするものです。幼少期の時期は落ち着きがなかった子供も、成長とともに社会性を学びながら変わっていきます。
引っ込み思案
自分から話しかけることが苦手で、人前は恥ずかしがって嫌がる引っ込み思案の男の子に大切なのは、何かを成功させることです。みんなと少し違っていても大丈夫だという気持ちを体験させることで、自分に自信がついていきます。
男の子を育てる上で覚えておきたい心構え
成長とともに悩みも移り変わりますが、男の子を持つ親として覚えておきたい心構えがあります。育児の壁にぶつかったときこそ、思い出してみてください。
褒めて伸ばす
努力をして何かできたら「すごいね!」と褒めることで、自信がつきます。男の子は褒められたい一心で夢中になり、精神安定の効果にもつながるのでぜひ褒めて伸ばしてあげましょう。ただし、努力していることもしっかり見届けた上で褒めるのが大切です。偶然成功したことを褒められてしまうと、「ちゃんと見ていないんだ」と寂しい気持ちになってしまいます。
競争心をうまく使う
男の子にはうまく競争心をあおることで、「できるよ!」という反抗心から頑張る気持ちになるものです。「これ片付けて」と指示するより、「どっちが早く片付けられるか競争だ!」と誘ってみれば必死に頑張ります。できたら「すごいね、カッコイイね」と褒めて、成功体験をたくさん重ねてあげましょう。
女の子とは特性が違う?
男の子がダイナミックな遊びを好む一方で、女の子は母親の真似ごとをしたままごと遊びを好みます。女の子は物よりも人に興味を持つ傾向がありますが、男の子は目先の楽しみをすぐに試してみたくなるといった特性の違いがあります。
ただしこれは多数派の意見なので、必ずしも「男の子だから」というように、型にはめることはせず、その子の本質を伸ばすことに目を向けてみてください。子供の個性も尊重しながら、子育てを楽しんでいきしょう。
参考
男の子の赤ちゃん誕生!女の子との違いや「男の子は大変」って本当? [乳児育児] All About
強い心を育てる
男の子にとって大切なのは、たくましく強い心を育てることです。そのために親としてすべきことは、甘やかさずに見守ること。横から口や手を出してしまうとそこでやる気がなくなり、それ以上頑張ろうとしなくなります。
ケガをするような行動でない限りはじっと見守ることで、自分のことを見てくれていると子供は感じるもの。男の子は力の強さにこだわることが多いですが、その分、人に対して優しくすることも教えてください。
まとめ
落ち着きがなかったり、やんちゃだったりと、男の子を育てる上での悩みは尽きませんが、成長とともにたくましさを感じられれば親としてうれしいものです。男の子のやる気を見守って、能力を伸ばしてあげましょう。
参考
【プロ直伝!今どき男の子の育て方】ママが陥りやすいNGワードとは? | SHINGA FARM
やんちゃに甘えん坊 タイプ別・男の子の育て方 | 「親だってわかんない!」ときもあるさ | 日経DUAL
【第1回】なぜ、男の子を甘やかせてはいけないのか? | カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方 | ダイヤモンド・オンライン
知ってましたか?男の子、女の子の育て方の違い | ダイヤモンド・オンライン
10歳までの男の子・女の子の育て方「ここが違う!」| たまひよ
男の子は10歳までが重要! 「心の強い男の子」の育て方と親の心構えとは (2017年3月9日) |エキサイトニュース