中学生が登校拒否する原因は?親の向き合い方や進路選択について解説 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

中学校の不登校は絶望的じゃない!受け入れが可能な4種の高校


中学校で不登校になると、この先どうなるのだろうと不安になってしまう親は多いものです。ですが、中学校に通っていないからといって、将来の道が閉ざされたわけではありません。さまざまな将来が考えられますが、ここでは中学に通っていなくても受け入れが可能である高校をご紹介します。

私立高校

全日制の高校に進学したい場合は、私立高校は有力な選択肢だといえます。公立高校の場合は中学での内申点が考慮されてしまうため、入学のハードルが高いですが、私立高校の場合は入学試験のみで合否が決まることが多く、中学の内申点はほぼ関係がありません。

通信制高校

通信制高校はオンライン学習サイトやメール、郵便などを利用して勉強を進めることができる高校です。頻度の少ない通学、レポート提出、そしてテストによって、高校卒業に必要とされる単位を取得していきます。通信制高校の入学は、筆記試験ではなく、面接と作文がほとんどです。通信制高校は、中学で不登校になった子供を積極的に受け入れているところが多くあります。

定時制高校(単位制高校)

定時性高校は、夜間学校とも呼ばれ、夜の時間帯に授業をして3~4年間で卒業をするというスタイルの高校です。近年では、午前中や昼間に授業を行っている高校も増えています。また、午前中や昼間の授業と夜の授業を組み合わせれば3年間で卒業ができる高校もあります。

チャレンジスクール

チャレンジスクールとは、中学校や高校のときに不登校や中退を経験したことのある子供のための、単位制・定時制の都立高校です。入試は面接、作文、志願申告書で構成され、筆記試験はないよう。また、授業は午前、午後、夜間という3つに分かれていて、自分の生活スタイルに合わせて通学することが可能です。

生をどう生きるか、その可能性は無限大!

中学で不登校になってしまうと、親としては子供の将来がとても心配になるでしょう。しかし中学に通学できなかったからといって、将来の可能性が制限されるわけではありません。まずは不登校の原因を探ってみて、もしもすぐに解決ができそうでなければ、子供のペースに合わせて見守る姿勢をとってあげましょう。

参考

中学校で不登校になっても進学できる?受け入れ可能な高校を紹介します|キズキ共育塾

子供が登校拒否になったら?不登校の子への良いアドバイスは何?|ニュースの内側

不登校の主な8つの原因とその対応方法|不登校サポートナビ

不登校~学年別の原因と解決のポイント|LEGALMALL

登校拒否の対応についてー中学生の不登校の原因に対する対応8選|不登校が心配?~未来の相談室~

中学生の不登校の原因と早期解決に向けた対応【カウンセラー解説】|ぴあぽーと

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cocoiro編集部

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