子供の勉強を見守るとき、だんだんと子供の集中力が散漫になっていく様子を見たことはありませんか。そんなときは勉強のお供を差し入れてあげると勉強がはかどるかもしれません。
勉強を進めているとどうしても脳が疲弊してしまい、そのまま続けていてもかえって逆効果になってしまう場合があるのです。適度に糖分やビタミンを摂取することで脳の疲れを取ったり、ストレスを緩和することができます。
当記事では勉強のお供におすすめしたい食べ物・飲み物や、差し入れるときの注意点などを紹介します。
長時間勉強する必要のある受験生や資格の勉強をしている子供に応援の気持ちも込めてぜひ差し入れてあげましょう。
もくじ
効率よく勉強するには栄養補給が大事
脳を使うと、だんだんと疲弊していきます。また、長時間同じ場所にこもっているとストレスがたまっていきます。そうなってくると集中力が続かなくなってしまうので、適度に息抜きと栄養補給をしてあげる必要があります。
頭を使うとお腹が減る
脳はブドウ糖しかエネルギーとして使われないのはご存じでしょうか。体内でブドウ糖が減ってしまうと神経細胞がエネルギー不足でどんどん死んでいってしまうので、ある程度減ってきたら「お腹が空いた」とSOSの信号を発信するのです。
脳は全体重のうち2%程度を占めると言われていますが、体全体で消費されるエネルギーのうち、脳は20%も使っているので、長時間勉強すると思いのほかエネルギーとしてブドウ糖が消費されているのです。勉強中にお腹が空くのは脳がブドウ糖をたくさん消費している証拠。効果的に勉強するには適度にブドウ糖を摂取することがとても重要です。
参考
ストレスにはビタミンCが有効
長時間同じ場所にこもっていたり、同じことを続けたりしているとだんだんストレスがたまっていきます。イライラを感じたりすることもありますが、無自覚のままストレスをため込んでいる場合もあります。
ストレスがたまるとアドレナリンが大量に分泌され、脈拍数が増え、血糖値や血圧を上昇させてストレスに対抗しますが、このときにビタミンCが大量に消費されます。このビタミンCが欠乏していると、ストレスに対抗する力が弱まりエネルギーの供給体制が乱れてしまい、イライラを感じたり集中力が続かなくなってしまうのです。
ビタミンCは体にため込める量が決まっているので、こまめに摂取することで勉強中にストレスを感じにくくすることができます。
参考