気が散らないように!勉強部屋の収納の工夫は?
レイアウトが決まったら勉強部屋の収納も工夫していきましょう。試験勉強のように知識を積み上げていくタイプの勉強は「収れん型」と呼ぶもので、余計なものが目に入らない場所が向いています。ですので収納を工夫して、集中できる勉強部屋にしていきましょう。
参考
「リビングで学習すべき」は間違い!? 学習パターンで考えよう|朝日新聞EduA
机の上には必要最低限のものだけ置く
机の上には必要最低限のものだけを置くようにしましょう。シャープペンシル、消しゴム、その日の勉強に使う道具を置くだけです。意外としてしまいがちなミスが、机の上にビニールシートを敷いて、その間に時間割や暗記するものを挟んだままにしておくことです。これも気が散ってしまう原因になってしまうので、特に必要でなければ取ってしまいましょう。
部屋の衣服や漫画は見えないように収納する
部屋にある衣服や漫画などは、見えない場所に収納しておきましょう。ちょっと息抜きしたいときに衣服や漫画など好きなものが目に入ってしまうと「少しだけなら」と気をとられてしまいます。それでは集中力を維持するのが難しくなってしまいますので、目に見えないところにしっかり収納しましょう。クローゼットが広い場合は中に全部しまい込んでもいいですし、しまう場所がない場合は違う部屋に移動させるなどして、勉強する部屋には置かないようにしましょう。
テレビやスマホは視界に入らない場所に置く
テレビやスマートフォンは視界に入らないようにしましょう。テレビが見えてしまうと無意識に見てしまい、集中力が散漫としてしまったり重要な部分が抜けてしまったりと、勉強をする上では障害になってしまいます。また、テレビの音声や人の笑い声なども気になってしまいがちですから、テレビが視界に入らないようにするだけではなく、周りの家族も音量に気を付けて協力してあげましょう。
スマホも同じように視界に入れないようにしましょう。着信が無くても視界に入ってくるだけで気になってしまいます。このとき、スマホの電源をオフにしておくとなおいいでしょう。視界に入っていなくても「もしかして着信があるかな?」など気が散ると、集中力が途切れてしまいます。電源をオフにしているからと割り切ってしまえば、よりいっそう勉強に集中することができます。
おわりに
勉強部屋のレイアウトについてまとめました。机の向きを変えるだけでも効果が期待できますので、まずは子供に合った向きに変えてみましょう。それから部屋を片付けたり、机以外のレイアウトを決め必要なものを買い足していきましょう。部屋を片付ける際は子供に任せきりにせずに、一緒に片付けてあげながらコミュニケーションも深めていきましょう。
参考
「リビングで学習すべき」は間違い!? 学習パターンで考えよう|朝日新聞EduA
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