勉強スケジュールを立てると成績があがる?予定表の書き方を紹介 - cocoiro(ココイロ)

受験や資格の勉強をするときにスケジュールを立てると、成績アップにつながります。合格という目標を達成するためには、ただやみくもに勉強するだけではいけません。目標が難関であればあるほど、勉強スケジュールを立てる必要性は高まっていきます。

しかし、どのようにスケジュールを立てればいいのか分からない子供も多いことでしょう。そんな方のために、具体的なスケジュールの立て方やポイントを紹介します。勉強スケジュールが必要な理由も紹介しますので、目標に向かって勉強を始めようとしており、成績を上げたい子供を持つ親はぜひ参考にしてください。

勉強スケジュールは必要なのか

無計画が一番怖い

短期的な学習であれば、わざわざ計画を立てなくても失敗することは少ないかもしれません。しかし、長期の対策が必要な受験勉強であれば、無計画で進めるのは危険です。「どうせ計画通りにいかない」と最初から計画を立てないという方もいるかもしれませんが、それは目標に向かって勉強する姿勢ができていないのです。

受験に勝つには予定表が必須

特に受験勉強は学習内容が3年間分と膨大であるのに加え、長期間にわたることからいい加減に勉強しても点数を取ることは難しいものです。ましてや他のライバルたちが受験に勝つために綿密に予定表を立てているのに、そこに無計画で挑むのは危険です。受験勉強において勉強スケジュールを立てるのは必須です。勉強スケジュールを制する者が受験を制するといっても過言ではありません。

勉強スケジュールを立てるための4つのステップ

模試を受けて今の自分の実力を確認する

勉強スケジュールを立てるためのステップ1つ目は、模試を受けて今の自分の実力を確認することです。今の自分の実力がゴールまでどのくらいの距離にあるのか知る必要があります。模試を受けることによって自分の得意な教科、苦手な教科が分かります。得意な教科は応用を中心に、苦手な教科は基礎から見直すなどと、今の実力に合わせたスケジュールを立てることが大事。模試を受けて自分の現状を知りましょう。

志望校合格に向けてやるべきことを書き出す

勉強スケジュールを立てるためのステップ2つ目は、志望校合格に向けてやるべきことを書き出すことです。自分の今の実力を知ったのなら、次にゴールに行くには何をしたらいいのか書き出していきましょう。一番手っ取り早い方法は、学校の先生や塾の講師に相談しに行くことです。模試の結果と照らし合わせていくことで、より具体的なアドバイスがもらえるでしょう。

過去問などを解く時間を計測する

勉強スケジュールを立てるためのステップ3つ目は、過去問などを解く時間を計測することです。やるべきことを書き出したら、それがどのくらい時間がかかるか時間を計測しましょう。例えば数学で応用問題をこなすとなれば1問に何分かかるのか計測し、1時間、30分時間があれば、どの程度問題を解くことができるのか計算します。仮に平日は3時間勉強すると決めた場合、自分が3時間でどれくらいの勉強ができるのか分からなければ、計画を立てたときに大きな狂いが生じてしまいます。できるだけ具体的な時間を出していきましょう。

年間計画を立て、1日単位の計画まで落とし込む

勉強スケジュールを立てるためのステップ4つ目は、年間計画を立て、1日単位まで計画を落とし込むことです。やるべきことや計測した時間は勉強スケジュールを立てるための材料のようなものです。材料がそろったら、スケジュールを立てていきます。

年間計画、月間計画、週間計画、1日の計画の4つに分けるのがおすすめです。年間から順番に立てていき1日単位に落とし込んでいきます。具体的な方法はテンプレート付きで後述します。