引きこもりの人が就職するときの仕事の探し方
近年は就職活動も多様化しており、わざわざ出勤しなくても働ける在宅ワークや引きこもりだった人を積極的に採用する企業が増えてきたりと、働くための一歩を踏み出しやすくなってきています。また、外部の人の力を借りて社会復帰を目指すこともできます。まずはどのような仕事の探し方があるのか確認していきましょう。
就職支援やセミナーを利用する
引きこもりが就職活動をするときに、外部の人の力を借りればいち早く社会復帰に向かうことができます。なんとかしたいけど、どうすればいいのか分からないという人もいることでしょう。そのような場合は就職支援やセミナーを開いている団体に相談すると、的確なアドバイスをもらうことができます。
無理なくその人に合ったプランを提案してくれたり、何から始めればいいのか道筋を示してくれます。施設に相談に行ったり、セミナーに参加することが家から外に出るきっかけにもなるので、積極的に利用するといいでしょう。
引きこもりの人の雇用に理解のある求人に応募する
近年、引きこもりに理解のある企業が増えてきています。インターネットを使って検索すれば引きこもりの人を受け入れてくれる求人を見つけることができます。しかし、インターネットの情報だけでは企業の実態が分かりませんので、就職支援団体などに相談して確認するのがいいでしょう。
在宅ワークを活用する
外に出るのが難しいという場合は在宅ワークを利用してみましょう。給料はあまり高くはありませんが、時間を自由に使え、わざわざ出勤しなくていいというメリットがあります。職歴のない方は在宅ワークを社会復帰の第一歩にするのもいいでしょう。
起業する
引きこもりの中には人間関係がうまくいかなくても、知識や技術が高いという人もいます。そのような場合は起業を試みるのも手です。自分の好きなジャンル、得意なジャンルで勝負することができますし、何より自分の好きなようにできます。起業する方向けの相談を受けている団体もありますので、力を持て余しているようでしたら相談だけでもしてみるといいでしょう。
引きこもりの人の就職先としておすすな仕事・アルバイト
引きこもりの人が働くのにおすすめな仕事・アルバイトを紹介します。
工場での単純作業
工場での単純作業がまず第一に考えられます。工場作業は人とのコミュニケーションが少なく、単純作業なので黙々と作業に没頭することができます。
深夜の清掃員
深夜の清掃員もおすすめです。こちらも少人数か単体で作業することが多いので、最低限のコミュニケーションの量で済みます。きれい好きの方であれば選択肢のひとつに入れてみましょう。
漫画喫茶、ネットカフェ
漫画喫茶やネットカフェは個室で静かにしている方がほとんどで、客との接点があまりありません。深夜帯になると注文の数も減ってきますので比較的楽な業務内容になっています。ただ、ビリヤード等の娯楽施設が併設されていると客との接点が増えてしまいますので、漫画喫茶・ネットカフェだけのところがいいかもしれません。
内職やデータ入力などの在宅ワーク
こちらも時間で拘束されないのと出勤がないのが特徴です。自分の好きな環境で作業することができるのも魅力です。ただ、仕事であることには変わりはないので、しっかりとクライアントに指定された業務をこなすようにしていきましょう。
おわりに
引きこもりが就職する方法についてまとめました。引きこもりが社会復帰するのは、とてもパワーが要ることです。まずは子供の体調や気持ちを優先することを忘れないようにしましょう。そして、本人が頑張っているようなら余計な口出しはせず、困っていたら相談に乗ってあげましょう。
参考
内閣府や東京都のひきこもり実態調査から読み取れること|内閣府
中高年ひきこもり61万人内閣府が初調査|日本経済新聞
引きこもりから就職するにはどうすればいい?手遅れになる前に少しずつ準備をしよう|WORQLIP
引きこもりニートにおすすめなアルバイト5選|テンチューズ
引きこもりの仕事の探し方&おすすめの仕事12選と引きこもりの脱出&就職方法|ジョブシフト
ヒキを雇う意思のある求人だけを集めたHP|ひき☆スタ
引きこもりから起業家はアリだ!今こそ会社に合わない人が起業すべき時代|資金調達ノート