幼稚園や小学校低学年から始めておくといいとされているのが、習い事としてのスポーツです。体を動かすスポーツには、心身ともにメリットがあるとされています。ただし、そんな習い事としてのスポーツにも選び方があります。この記事では、習い事としてのスポーツのメリットや選ぶ際の注意点を解説していきます。
もくじ
子供の習い事にスポーツを選ぶ3つのメリット
子供の習い事にスポーツを選ぶメリットは大きいものです。体が丈夫になるのはもちろん、目標を持つことで身につく考え方なども習い事としてスポーツを選択することで生まれるメリットです。
【メリット1】体が丈夫になる
子供の習い事としてスポーツを選ぶことの1つ目のメリットは、体が丈夫になることです。最近では体幹が成長せず、姿勢が悪くなっている子供が増えているという調査もあり、体を動かすという習慣の価値がこれまで以上に大きくなっているといえます。
スポーツを習い事にすれば継続的に体を動かすことを習慣化することができ、基礎体力を向上できることは、子供の成長を願う親にとって大きなメリットといえるでしょう。
【メリット2】コミュニケーション能力が育つ
どんなスポーツを選択するかにもよりますが、コミュニケーション能力が育つのも大きな魅力です。男の子に人気のある野球やサッカーをはじめ、ここ数年で注目を集めている体操などのスポーツも、個人競技ではありますがコミュニケーション能力が育つスポーツとして認知されています。
【メリット3】目標を持つ習慣が身につく
目標を持つ習慣が身につくことも、メリットといえます。最近は学校、幼稚園の運動会でも順位をつけないことがあります。勝敗をつけないことに重きを置く流れにあるといえるでしょう。しかし、習い事として選ばれているスポーツの多くは、勝敗が明確になるものが多く、勝つためにはどうするべきか、考え方を身につけることができます。
親の考え方にもよりますが、親御さんは自分で工夫することの大切さを教えようと、スポーツを習わせるのが多いようです。一人だけでは自分に負けてしまうようなシチュエーションであっても、仲間がいることで最後まで目標に向き合い続けることができるのも、習い事としてスポーツを始める大きなメリットなのです。
親が子供の習い事に選ぶ人気のスポーツとそのきっかけ
たくさんのメリットがある、習い事としてのスポーツですが、どのような経緯で始めることが多いのでしょうか。親の視点ではメリットがあり、始めさせたいと思うものですが、そのきっかけによって長続きするかどうかにも違いが出てきます。
幼稚園の授業になっていることがある水泳・体操
ここ数年で人気を集めるようになった水泳と体操は、幼稚園のカリキュラムに盛り込まれることが増え、習い事に選ぶ家庭が増えてきました。3歳から4歳くらいの年齢から、水泳や体操を習い事としてスタートさせることが多いようです。
また、まわりの子供たちが通っている教室であれば、多少内気な子供でも難なくスタートさせることができるでしょう。
憧れから始めることが多い野球・サッカー
経験したことがなくても、憧れの強さから習い事としてスタートさせやすいスポーツが野球とサッカーです。野球やサッカーはテレビなどのメディアで取り上げられることも多く、子供が熱中しやすいスポーツと言えます。また、特にお父さんが経験していることが多いスポーツでもありますから、親御さんの勧めがきっかけになることも珍しくありません。
最近では、4歳以上を対象とした教室も数多く開講されているため、子供の向き不向きを見極める機会も多くあるはずです。