紅葉の季節は、部屋を装飾するとどうしても暗い色合いになったり、渋い飾りつけになってしまいがちです。今回は、子供も一緒に楽しく作ることができ、見ていて笑顔がこぼれるような紅葉の製作物アイディアとその作り方をご紹介します。どれもお家でできるものですので、是非楽しみながら子供と一緒に取り組んでみてください。
もくじ
【1~2歳向け】紅葉の製作
まずは1~2歳向けの紅葉の製作方法をご紹介します。作るのがとても楽しいので、1~2歳でなくても十分楽しく作ることができます。
手形で作る紅葉の葉っぱ
少しインクの感触に戸惑うかもしれませんが、手形をとるのが好きな子供は多いです。作ってお家に飾った後は、保管しておくと記念にもなります。次の年にどれくらい成長したかを確かめるなどしていろんな楽しみ方をしてください。
材料
色画用紙:赤、橙、黄色、茶色
インク:好きな色
ハサミ
のり
新聞紙
作り方
①茶色の色画用紙をハサミで切ってで木の幹を作ります。
②赤、橙、黄色の画用紙を、子供の手が入るくらいの大きさでハサミで切って、木の葉の部分を作ります。
③木の幹と木の葉をのりでくっつけます。
④インクが付かないように、机か床に新聞紙を敷きます。
⑤③で色画用紙で作った木ののりが乾いたら新聞紙の上に置き、子供の手にインクをつけて木の葉の部分に手形をつけます。
⑥インクが乾いたら完成です。
必要に応じて木や手形の数を増やしたり、周りの飾りつけをしたりしてください。どんぐりや栗、リスや鳥などを画用紙で作って周りに飾ると、より秋らしくなります。
インクは水性絵の具などでもいいですが、手形用のスタンプ台が売られているので、そちらがおすすめです。どちらを使う場合も、使った後はしっかりと子供の手を洗いましょう。
家族の手形・足形で作る紅葉の木
子供の手形だけでなく、家族の手形や足形を組み合わせて作るのもおもしろいです。大きさを比べながら、また大きさや形の違いを利用して楽しく子供と作りましょう。こちらもとっておくと記念になりますので、子供が小さいうちにぜひ一度お試しください。
材料
色画用紙:赤、橙、黄色、茶色、白
インク:好きな色
ハサミ
のり
新聞紙
作り方
①インクがつかないように、机か床に新聞紙を敷きます。
②白の画用紙を新聞紙の上に置きます。
③手や足にインクをつけ、白の画用紙に手形や足型をつけていきます。
④赤、橙、黄色、茶色の画用紙を使い、もみじやイチョウ、どんぐりや栗などを作ります。
⑤手形や足型の隙間に④で作った飾りをのりで貼っていきます。インクとのりが乾いたら完成です。
もみじやイチョウ、どんぐりや栗などを作るのが難しければ、パソコンなどでイラストを用意してプリントアウトし、鉛筆で形をとってから作ってください。赤、橙、黄色、茶色の画用紙は折り紙に変えてもいいですし、実物の木の葉などをボンドで貼ってもいいです。上記のものと同様に、インクを使った後は手や足をしっかりと洗いましょう。
いろんな紙を丸めて作る紅葉の木
いろんな種類の紙を、とにかくくしゃくしゃにしていくだけです。日常で紙をこのように扱うことはあまりないので、子供は喜んで紙を次々とくしゃくしゃにしていきます。くしゃくしゃにした紙は、台紙に貼っていきますので、できるだけ軽い紙を使うのがおすすめです。
材料
いろいろな種類の紙:お花紙、チラシ、スズランテープ、和紙、折り紙など
画用紙(台紙用):赤、橙、黄色、茶色
ボンド(なければのり)
木の葉:もみじ、イチョウ、ススキ、エノコログサなど
作り方
①赤、橙、黄色、茶色の画用紙を葉っぱや木などの好きな形に切り、台紙を作ります。後でくしゃくしゃにした紙をこの台紙に貼っていくので、できるだけ大きく作ってください。
②いろいろな種類の紙を、子供と一緒にくしゃくしゃにします。
③くしゃくしゃにした紙を、台紙にボンドで貼っていきます。
④ボンドが乾いたら、壁に台紙ごと貼って飾りつけをします。
⑤台紙を飾ったら、周りにもみじ、イチョウ、ススキ、エノコログサなどの配置を考えながらさらに飾りつけをしていきます。
もみじ、イチョウ、ススキ、エノコログサなどを飾るのが難しければ、画用紙や折り紙で作って飾りつけをしてもきれいです。