月見酒はいつ飲むのが正しいの?
一般的にお月見は十五夜(中秋の名月)に行いますが、月見酒を飲む日に決まりはあるのでしょうか。月見酒を飲む日について調べてみました。
「月見酒の日」とは?
お月見のお供え物に決まり事がないように、月見酒を飲む日も特に決まっていません。月を見ながらお酒を楽しめればいいので、月が出ている夜であればいつでも大丈夫です。
月桂冠では、一年で最も月が美しいとされる「中秋の名月」の日を「月見酒の日」としました。「月見酒の日」は、2017年に制定された新しい記念日です。月見酒を飲む日に最も適しているのは「月見酒の日」といえるでしょう。
「中秋の名月」とは?2019年はいつ?
中秋の名月は別名「十五夜」とも呼ばれます。中秋の名月は、旧暦の8月15日の夜に見える月を指すため、毎年日にちが変わります。
2019年の中秋の名月は、9月13日です。中秋の名月といえば、満月をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、暦と月の満ち欠けにずれがあるため、中秋の名月が必ずしも満月というわけではないようです。
国立天文台によると、2019年の場合は中秋の名月の翌日の9月14日が満月となります。しかし、満月前後の月もとても明るく見ごたえがあります。
(参照元:中秋の名月(2019年9月) | 国立天文台(NAOJ))
国立天文台は、以下のようにも記しています。
また中秋の名月の翌日、9月14日は、満月が今年最も小さく見える日です。 今年の中秋の名月は、比較的遠くて小さい月ということになるわけですが、大きさや明るさの違いは、眺めていてもなかなかわかりません。同じ条件で写真に撮るとやっとわかる程度です。晴れていれば、今年もいつもと変わらず、美しい中秋の名月を楽しむことができるでしょう。
(引用元:中秋の名月(2019年9月) | 国立天文台(NAOJ))
今年は中秋の名月だけでなく、その翌日と2日にわたって月見を楽しめるので、タイミングのよいときに空を見上げてみてください。
夫婦で月見酒を楽しもう!おすすめのお酒5選
月見酒は日本酒でなくても構いません。ここでは、月見酒にぴったりなおすすめのお酒をご紹介します。
秋にぴったり!まろやかな味わい「ひやおろし」
「ひやおろし」とは、冬にしぼったお酒を春先に一度だけ加熱殺菌し、秋まで熟成させた秋限定酒です。ひやおろしはさまざまな蔵元で販売されていますが、おすすめはこちらの「特別純米 ひやおろし生詰原酒 大洋盛」。穏やかで落ち着いた香りと、すっきりした味わいが特徴的です。甘みと酸味のバランスが絶妙で、適度に熟したまろやかな味わいが楽しめます。酒類鑑評会にて数多くの金賞受賞蔵の自信作です。
満月を思わせる優しい味!「加賀ノ月満月」
月をデザインしたパッケージがすてきな日本酒「加賀ノ月」シリーズ。どれも味わい深く人気がありますが、月見酒に「加賀ノ月(満月)」はいかがでしょうか。豊かな風味と自然な香りは、夜空に優しく浮かぶ満月のよう。すっきりとした後味が月見酒に最適です。2年連続ノーベル賞受賞パーティーで使用された銘酒でもあります。
日頃の感謝を伝えよう!「感謝ビール」
感謝の気持ちを言葉で伝えるのは照れてしまいがちです。そんなときには、「感謝ビール」で日頃の思いをそっと伝えてみませんか? 「感謝ビール(金)」はしっかりとしたコクと苦みがあるシンプルなビールです。「感謝ビール(黒)」は焦がし麦芽を使い、芳醇なコクが特徴的な一品。なめらかでやわらかい飲み口で、和食によく合うと評判です。
オーガニックワイン「カノン・デュ・マレシャル ルージュ 2016」
ワイン好きな人におすすめなのが、こちらの赤ワイン。品質と味わいで高く評価されている南フランスのワイナリーが作るオーガニックワインです。爽やかな酸味とほどよい渋みに加えて、ラズベリーやスミレなどの香りが際立っています。フルーティーでフレッシュな口当たりなので、会話も弾むでしょう。赤ワインはポリフェノール含有量が多いことでも知られており、健康が気になる人にもおすすめです。
何にでも合う!微発泡酒「月うさぎシリーズ」
こちらのシリーズはいずれも、日本酒をベースにした低アルコール微発泡酒です。ほのかな甘みとデリケートな泡が魅力の「月うさぎ ナチュラル」、甘みと酸味がほどよいバランスのスパークリング酒「月うさぎ ブルーベリー」、日本酒に桃果汁をブレンドした「月うさぎ ピーチ」の3種類があります。
「ナチュラル」は、和食以外にもイタリアンやフレンチなど何にでも合います。「ブルーベリー」と「ピーチ」は、食前酒やデザートワインのように味わうのがおすすめです。
まとめ
子育て中の夫婦は、ゆっくり会話する時間が取れないという人もいるでしょう。仕事に家事に育児と、子育て中は何かと忙しいものですが、子供が寝静まったらパートナーを誘ってグラスを片手に月を見上げてみませんか? 日頃の思いを伝えるよいきっかけになるかもしれません。美しい月を見ながらパートナーと一緒に飲むお酒は格別なはずです。
参考
【中秋の名月】9月24日は月見酒の日!|月桂冠 公式ブログ
月見の酒 神々に豊作を感謝し、神と酌み交わす|GEKKEIKAN
百合山羽公|Wikipedia
中秋の名月(2019年9月) | 国立天文台(NAOJ)
日本の秋 秋からますます旨くなるひやおろし|日本名門酒会
人気の純米吟醸酒【加賀の月満月】 |金沢・宮下酒店
感謝の生と一升瓶ビール|サンクトガーレン
カノン・デュ・マレシャル ルージュ 2016|キリン公式オンライン通販DRINX