子供を公園で遊ばせるメリットと押さえておきたい3つの注意点! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

子供と公園で遊ぶメリット

子供と公園で遊ぶメリット
すでに説明した通り、子供を公園で遊ばせることは、子供の成長に大きな影響を与えます。家の中だけではカバーできない大切な学びですので、今まであまり公園に行く機会がなかったのなら、ぜひ子供の可能性を伸ばしてあげるためにも、たくさん公園で遊んであげてください。次に具体的なメリットについてご説明します。

遊具を通じて自分の能力を知ることができる

公園にはたくさんの遊具があり、子供たちの好奇心や意欲をかき立てて、多くの学びを得ることができます。実際に遊具を使って遊び体験をすることで、子供は「今の自分にできること」「今の自分の能力」について知ることができます。

「もっと上手に」「もっとたくさん」「もっと高く」というようにチャレンジ精神も育まれますし、一緒に遊んでいる子供たちや年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんの遊ぶ姿を見て、「かっこいい」「自分もああなりたい」と意欲を高めてくれることもあるでしょう。いろいろな年代の子供が集まる公園だからこそ、子供は自分の能力を自覚することができるようになります。

ひきこもりになる傾向を避ける

公園で遊ぶようになると友達もたくさんでき、大好きな友達と遊びたくて、公園に出かけることが楽しみになります。自然と体全体を使うので体力もついていきますし、運動神経が高まればできることも増えて、「あれがしたい、これがしたい」と新しいことに挑戦する意欲も湧いてきます。

将来的に、このような子供はひきこもりになる傾向が低くなります。もちろん、公園で遊ぶことが好きでも、たくさんの友達と遊ぶことはしないという子供もいると思います。それでも家にじっとしているよりも、ひきこもりになる傾向を避けることにつながります。どんな形であれ、公園に出かける習慣をつけるようにしましょう。

自発的にほかの子供たちに話しかける能力が鍛えられる

公園は子供たちにとって「社会」です。公園でできた友達や年の違う子供など、たくさんの人と関わることで、コミュニケーション能力が自然と高められます。知らない子供にも自発的に話しかける能力が鍛えられます。さらに、子供たちの社会で遊ぶことを通じて、一緒に遊んでいる仲間の気持ちを考えることができるようになったり、迷惑をかけたり、助けてもらったときには「ごめんなさい」「ありがとう」と素直に言えるようになります。

知らない友達と問題が起こった場合にも、自分たちで話し合って解決できる力も磨かれていきますので、大人たちは、子供たちの社会にできるだけ干渉せず、そっと見守るようにしましょう。子供はこれらの体験を通して、どんな場面に遭遇しても乗り越えられる社会性を身につけていきます。大人になってからではできない学びが、公園にはぎっしり詰まっています。親はできるだけ干渉せず、たくさんの経験をさせてあげられるようにサポートすることが大切です。

公園で子供と遊ぶときに押さえておきたい3つのポイント

公園で子供と遊ぶ時に押さえておきたい3つのポイント
いつ何が起きるか分かりませんので、子供にはできるだけ安心して遊べる公園を選びたいです。公園で子供を遊ばせるときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

子供の想像力を高める遊具が用意されている

公園の遊具には古いものから新しいもの、運動能力を高めるもの、みんなで遊ぶもの、1人で遊ぶものなど、多種多様な遊具があります。見た目はかわいいのに遊び方はダイナミックな遊具や冒険をしているような奇抜な遊具、ストーリー性のある遊具、ワクワクできる遊具など、特色のある公園も増えている傾向にあります。

緊急時の対応がしっかり掲示してある

親は子供の不可解な行動にヒヤヒヤすることも少なくありません。公園で遊んでいて一瞬目を離した隙に、何が起こるか分かりません。何かあったとき、緊急時の対応がしっかり明記されていれば、近くにいた大人たちが対応に沿って助けてくれることもできます。子供たちが安全に公園で遊ぶことができるように、緊急時の対応が掲示板に書かれている公園を選びましょう。

市や県が管理している公園を選ぶ

おすすめの公園は、市や県が管理している公園です。何かトラブルが起こったときに、どこに責任の所在があるかはっきりさせておくためにも、子供が行く公園はどこが管理しているか、必ず確認しておきましょう。