子供がある程度大きくなったら、公園デビューを考える親は多いはずです。子供の体力低下が話題になって久しいですが、外で遊ばせる機会が減っていることが原因の1つといわれています。子供が公園で遊ぶことは、運動能力をアップさせるだけではなく、ほかにも多くのメリットがあります。ここでは、公園で遊ばせるメリットやその効果、また、遊ばせるときに押さえておきたいポイントと、理想的な公園についてご紹介します。
もくじ
子供と公園で遊ぶ人が多い理由
公園に行くと子供と遊ぶママの姿を多く見かけます。遊ぶことは体を動かし、子供の体力低下を防ぐことをはじめ、さまざまな効果があります。天気の良い日に子供と一緒に近くの公園へ遊びに行くことは、とてもおすすめです。では、公園で遊ぶことが子供にとって、どんないいことがあるのか挙げていきましょう。
遊具がそろっている
子供は遊ぶことから多くのことを学ぶことができます。もちろん、この「学び」とは、知識だけではなく、成長するうえで大切な人格形成をはじめ、さまざまな効果のことです。公園には「学び」の原動力である子供の好奇心を、自然と高めてくれる遊具がたくさんそろっています。
さまざまな遊具を使って遊ぶことで、子供の「もっと見たい」「もっと知りたい」「もっと触りたい」の「もっと」の部分を満たしてくれます。遊具を使った体験を通して、子供の意欲をかき立て、身体能力を高めるとともに、創造性や柔軟性なども自然と培われるようになります。家にはない多種多様な遊具が公園にはたくさんあります。
安全面がしっかりしている
憩いの場として開放されている公園は安全に設計されており、安心して利用することができます。また、近所の公園であれば、ママ友やおじいさん、おばあさん、お散歩をしているワンちゃんなど、顔見知りの人がいることもあるので、安心して子供を遊ばせることができます。
少し目を離すと、すぐにどこかに行ってしまいそうなやんちゃな子供でも、このような公園で遊んでくれると、お母さんの気持ちも少しは軽くなるのではないでしょうか。
周りの子供たちと仲良くなるコミュニケーションを身につけるため
公園に行くと、いつもとは違う友達や年齢が違う子供たち、家族以外の大人がいる場合があります。このような環境におかれることで、適応性が養われ、コミュニケーション能力が育まれます。
公園で遊ぶことは体力をつけるだけではなく、その地域に暮らす人々、家族以外の人と交流することになります。そうやって子供は社会性を身につけていくことができます。公園はママにとっても交流の場として重要ですが、子供のコミュニケーション能力を身につけるのにも最適な場です。
昨今、コミュニケーションが苦手な子供が増加しているといわれています。家の中だけでは学べないことですので、ぜひ子供と一緒に公園に出かけましょう。