【子供】塗り絵がもたらすメリットと塗り絵のおすすめ素材サイト - cocoiro(ココイロ)

子供が家の中で遊ぶ方法はさまざまあります。できれば、その遊びの中に子供が成長する要因が欲しいと感じる親御さんも多いでしょう。実は子供が何気なくしている遊びの中にも、しっかりとしたメリットがあります。

今回はその遊びの中でも「塗り絵」に注目し、塗り絵がもたらすメリットやおすすめの塗り絵の素材サイトをご紹介します。

塗り絵が子供にもたらすメリット

それでは、子供が何気なく遊んでいる塗り絵の中にはどんなメリットがあるのでしょうか。小さい子供なら誰でもやったことがある塗り絵に秘められた、子供の成長のきっかけとなるものやメリットをご紹介します。

塗り絵は今でも子供に人気の遊びであり、変化しながら子供の生活の一部になっています。

現に、小田久美子先生の論文「幼児の美術教育と塗り絵との接点」の調査によると、4歳から6歳の年齢の子供では、「塗り絵を所有している」子供の方が多いという調査結果になっています。

塗り絵は、子供にとってはただの遊びかもしれませんが、成長に役立つ要素が散りばめられていたり、大人にとっても重要な成果があります。

集中力が上がる

塗り絵は大人も趣味として楽しむことがあり、注目され始めている遊びです。そんな塗り絵は、色が絵の線からはみ出さないようにするという非常に神経を使う遊びなので、集中力が鍛えられます。

物事に取り組み没頭することで、集中力の向上が期待できます。子供はただ夢中になっているだけかもしれませんが、それは集中力が養われている瞬間でもあるのです。もし子供が塗り絵に集中しているようでしたら、あまり声をかけずに子供の思い通りにさせてあげましょう。

また、子供がうまく色を塗れていないとついついアドバイスをしてしまう親御さんも多いですが、このアドバイスによって子供の集中が邪魔されてしまうこともあります。子供の作品が出来上がるまでは存分に遊ばせてあげて、出来上がったときに思いっきり褒めてあげるようにしましょう。

色の識別がつく

塗り絵はさまざまな色を使います。小さい子供はまだその色の名前や色の使い分けが難しいこともあるでしょう。塗り絵を通してそういったことも学習できます。

塗り絵をしている段階で色盲などが発覚することもあります。色は日常生活にも関わってくるもので、普段の何気ない生活の中でも重要な要素となります。

横断歩道では信号の色を見ますし、踏切の遮断機では黄色と黒のいわゆる警戒色を用いる工夫をして注意を促しています。子供が色盲だった場合は、早めに気づいてあげることで安全を確保してあげることができます。

自分に自信がつく

塗り絵に限ったことではありませんが、子供の遊びの中で重要なのは達成感と自信がつくことです。

例えば、積み木を高いところまで積み上げられたということや、塗り絵を完成させられたということは子供の自信にもつながっていきます。子供の達成感や自信を高めてあげることは非常に大事ですので、うまくできたら褒めてあげるようにしましょう。

子供が一つの塗り絵を完成させたら、次の塗り絵を用意してあげましょう。そうすることで、子供はどんどん意欲的になっていくことでしょう。

手先を動かす練習になる

塗り絵をすることは、色鉛筆やクレヨンを使う練習にもなります。細かい作業をすることで手先が器用になっていくのです。子供がまだ幼いうちは鉛筆もまともに持てないことが多いので、色鉛筆やクレヨンを持ついい練習になるでしょう。

こういった手先に力を入れて行う作業によって、徐々に子供の指や腕の筋肉の発達が進んでいきます。塗り絵は枠線からはみ出さないように塗ることが大事です。細かいところを集中しながら塗る作業は手に力が入るため、かなり筋力が鍛えられるでしょう

また、目でとらえたものを手に反応させる能力も身につくため、塗り絵は目と手の共応の練習にもなります。小さいころにこういった訓練を行わせるのはとても効果的です。