子供の空手教室ってどんなところ?メリット・デメリット・体験談

2020年のオリンピックから種目に採用されることで注目が集まっている空手。競技の空手を見て、「記憶にあるものと違うような……?」と思った人もいるのではないでしょうか。実際に子供に空手を習わせてみるとどんな雰囲気なのか、さらにメリット・デメリットについてご紹介します。

空手教室ってどんなことをするの?

空手は武道の1つなので、教室は「道場」と銘打っているところがほとんどです。流派もさまざまですが、初心者の子供が習いはじめた場合の流れはどこもだいたい同じだそうです。

基本の動作練習がメイン

空手というと、どのようなイメージがあるでしょうか。「瓦や木の板を割る」映像が印象に残っている人もいれば、子供たちがずらっと並んで同じ動作を練習しているところを見たことがある人もいるでしょう。また、1対1の実戦を見たことがある人もいるかもしれません。

競技としての空手にはバリエーションがありますが、空手を習いはじめる子供たちがまず出会うのは基本の動作練習です。具体的には、「突き」「蹴り」「受け」の練習をひたすら行うことが多いようです。素振りのようなものだと理解するとイメージしやすいのではないでしょうか。

また、空手などの武道で重視されることに、挨拶や礼儀があります。きちんと大きな声で挨拶をすることや、上下関係を大切にすることなどにも練習の一環として取り組みます。

型の練習


(出典:2018全国優勝の空手女子、中村綾乃の形(予選から決勝まで全部見せ)Karate Kata of Ayano Nakamura in 2018 JKA | YouTube)

体がしっかりできてくると、基本の動作にキレが出てきます。空手を習いはじめて少し経つと、基本の動作に加えて応用の動きも学んでいきます。それらを組み合わせてできるのが空手の「型(かた)」です。

型は攻撃の動作と守りの動作が組み合わさってできていますが、1人で行います。そのため、見方によっては見えない相手と戦っているようでもあり、踊っているようにも見えます。

型の種類は、流派によって名称や動きの細部が異なります。トーナメント形式などの試合では、一度使った型は二度と使えないため、数種類の型を練習しておく必要があるそうです。

漢字の表記はもともと「型」ですが、最近では「形」という漢字を使用する機会のほうが多くなってきています。2020年から競技種目に採用されるオリンピックでも、「形」という名前で試合が行われます。

参考

空手の型一覧 | Wikipedia

対戦する組手練習

(出典:東京2020オリンピックの新種目!「空手道」Vol.3 組手~激しい攻防 2018/01/31 Wed. | YouTube)

対戦である「組手(くみて)」は、道場によっては指導しないところもあるようです。指導している道場でも、始められるのは中級者〜上級者になってからだと考えてください。

オリンピックなどの競技種目としての組手は、ヘルメットやグローブを着用し、実際に相手の体に当てない「寸止め」で行います。ただし、これらのルールは流派によっても変わってきます。長く習わせたいと考えている場合には、これらのルールについてもきちんと説明を受けておくと、安心して通わせることができるでしょう。

参考

オリンピック競技:空手|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

空手の組手(個人)の試合とは?│キッコーマン空手応援特設サイト

流派や先生の考え方によって雰囲気が違う

これまでにもたびたび言及してきましたが、空手は国内にとても多くの流派があります。オリンピック流のルールを採用している流派もあれば、より古典的なルールの流派もあります。型についても考え方が違いますし、組手に入ればどのくらいまで本気で戦うのかが変わってきます。

また、道場が子供向けに空手に親しむ場として開設されているのか、組手をしっかりやりたい上級者がメインなのかによっても雰囲気が違ってきます。これは実際に道場に訪れて確認するのが一番です。まずは練習の見学などに申し込むと良いでしょう。

参考

空手の流派っていくつあるの?違いと特徴、オリンピックへの影響は? | 子供のための空手道場検索サイト