幼児の平均身長・体重・頭囲は?身長を伸ばすために親ができること ( 2 )

うちの子供は大丈夫?低身長・低体重の原因

「周りの子と比べて、どうしてうちの子は背が小さいの?」「体重が軽すぎる気がする」と心配している親御さんもいらっしゃると思います。幼児期の子供が低身長・低体重になってしまう原因について解説します。

伸び方や増え方には個人差がある

当たり前のことですが、子供はそれぞれ違う人間であり、生まれてきた環境も育っている環境も少しずつ異なります。この違いの中で身長の伸び方や体重の増え方にも「個人差」が出てきます。「○歳までに必ず、このくらい成長しなければならない!」という決まりはなく、どの年齢でどのくらい体が発達するかは個々人によるところも大きいのです。

ただし、身長も体重も統計に基づいた年齢別の指標と認められている範囲はあります。1歳児健診や3歳児健診などで確実にチェックを受けた上で、心配であるようなら医師に相談しましょう。

男女によっても伸び方・増え方は違う

子供の身長の伸び方や体重の増え方は、個人差だけでなく、男女の性別によっても成長スピードやそのタイミングが異なっています。一般的に女の子より男の子の方が大きく生まれる傾向にあるようです。

身長や体重の増え方も10歳ごろまでは男の子の方が女の子よりも伸び率が高く、その後に女の子の身長の伸びが加速します。その後、12歳ごろから男の子の方が大きくなってきます。

子供が低身長・低体重のときに親ができる対処法


「子供が平均値よりも発育していない気がする」という際には一度専門医に相談してみましょう。ここからは、子供の発達や発育を促すために親ができる対処法をご紹介します。

規則正しい生活ができるようにする

子供が身長を伸ばしたり、体重を増やしたりするのに最も大切なのが規則正しい生活ができるようにすることです。そのためには、体のリズムである「生体リズム」と、実際に生活を行う「生活リズム」が合っている必要があります。

例えば、夜遅くまでテレビを見ていて睡眠時間があまり取れていないと、生体リズムが崩れてしまいます。すると、睡眠時間に脳内の温度を下げて体を休めてくれるホルモンや、成長ホルモンの分泌状態に悪影響が出てしまいます。

決まった時間に起床して、夜は早めに寝てきちんと睡眠時間を確保することで、眠っている間にさまざまなホルモンがきちんと分泌され、子供の体の健康と成長に影響してくるのです。

参考
生活リズムを生体リズムに合わせよう|テルモ体温研究所

好き嫌いをなくしバランスの取れた食事を用意する

幼児期はさまざまな食材の味を覚え始めるだけでなく、食習慣を身につけるために大切な時期となります。この時期に好き嫌いなく、3食バランスの取れた食事を取れることが子供の成長に関わってきます。

現在の子供の食事の摂取状況は、一般的に穀類や牛乳・乳製品は高い割合で摂取されている一方、野菜や果物の摂取率は約6割や約4割でとどまっています。これら野菜や果物は、通常なら毎日摂取することが望ましいとされています。

子供が楽しくきちんと食事を取ることができるように、家族みんなで同じ時間に食事を取るようにしたり、嫌いなものと好きなものを一緒に出したりするなど調理方法を工夫しましょう。

参考
食事と成長|子どもの低身長と成長障害について考える成長相談室

心配な場合は専門医に相談する

ここまで解説してきたとおり、低身長や低体重の原因の多くは子供の健康には特に問題がなく、その子の体質が影響していることがほとんどです。ですが、まれに成長ホルモンの分泌が不足していることが原因の場合もあります。その場合、きちんと専門医の診察や治療を受けましょう。

成長ホルモンが不足している場合は、きちんと治療を行うことで子供の身長や体重の伸び率の改善が見込めます。子供の低身長や低体重が不安だという方は、相談に行ってみてください。

終わりに

幼児期の子供が低身長・低体重である原因や、幼児期の子供の平均身長・体重、また子供の体の発達・発育のために親ができる対処法をご紹介しました。背が低い、体重が軽いからといって心配をするのではなく、平均値と見比べてみたり、不安が拭えなければ専門医に相談してみましょう。

参考
乳幼児身体発育調査 Ⅱ 調査結果の概要|厚生労働省
体重が増えない-解説-|東京都こども医療ガイド
日本人小児の体格の評価|一般社団法人日本小児内分泌学会
-子どもの発育には個人差があって当然-|幼児教室.com
身長・体重の発育のようす(★0~15歳★)|妊娠・出産・育児に関する総合情報サイト【ベビカム】

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ニーガタのオーモリ