冷やし中華の具カロリー・栄養価比較
冷やし中華の麺について調べたところで、続いてはスタンダードな具のカロリーと栄養価を見ていきましょう。栄養バランスを考え、具を多めに乗せる想定でご紹介しています。
ハム
1パック(40g) | |
熱量 | 48kcal |
たんぱく質 | 7.2g |
脂質 | 1.6g |
炭水化物 | 1.3g |
食塩相当量 | 1.1g |
ナトリウム | ― |
(彩りキッチン® ロースハム – ハム|日本ハムより筆者作成)
40gというと少々多いように思えるかもしれませんが、丸いロースハム4枚程度です。少しハムをたっぷりめに乗せていると考えましょう。
きゅうり
100gあたり | |
熱量 | 14kcal |
カリウム | 196mg(ナスの約1.4倍) |
ビタミンK | 33.6μg(レタスとほぼ同等 ※土耕栽培) |
ビタミンC | 14mg(トマトの約1.26倍) |
食物繊維 | 1.1g(キャベツとほぼ同等) |
([きゅうりの栄養]あるorない?きゅうりの栄養と、世界の料理|カゴメ株式会社 および 日本食品標準成分表2015年版(七訂)第2章 日本食品標準成分表 6 野菜類 |文部科学省 3ページ より筆者作成)
「ほとんど水」と言われることもあるきゅうり。確かにカロリーはとても少ないですが、その代わりビタミンなどの栄養を豊富に含んでいます。100gは一食分としては少々多いので、半分の50gとして考えておくといいでしょう。
卵
生卵
1つ(50g) | ||||
エネルギー | 76kcal | |||
たんぱく質 | 6.2g | |||
アミノ酸組成によるたんぱく質 | 5.3g | |||
脂質 | 5.2g | |||
トリアシルグリセロール当量 | -8.6g | |||
炭水化物 | 0.2g |
(日本食品標準成分表2015年版(七訂)第2章 日本食品標準成分表 12 卵類 | 文部科学省 より筆者作成)
こちらは生卵1つ分のカロリーになります。調理法によって成分量が変化することもありますが、大体の目安としては参考になります。。
錦糸卵
1パック(40g) | |
エネルギー | 196kcal |
たんぱく質 | 5.60g |
脂質 | 12.50g |
炭水化物 | 15.30g |
食塩相当量 | 1.50g |
ナトリウム | 576mg |
(玉九錦糸たまご 商品情報 | キユーピーより筆者作成)
市販の錦糸卵は、40gでもカロリーがかなり高くなっています。錦糸卵の場合は1パックを1人で丸々使うということはあまりないかと考えられますので、1/2〜1/3程度の量で考えるといいでしょう。
チャーシュー
50gあたり | ||||
エネルギー | 86kcal | |||
水分 | 32.2g | |||
たんぱく質 | 9.7g | |||
アミノ酸組成によるたんぱく質 | 8g | |||
脂質 | 4.1g | |||
トリアシルグリセロール当量 | 3.6g | |||
炭水化物 | 2.6g |
(日本食品標準成分表2015年版(七訂)第2章 日本食品標準成分表 11 肉類 | 文部科学省 7ページ より筆者作成)
チャーシューはロース部分を使用した焼き豚で算出しました。1人50g食べる想定にしてあります。
トマト
1つ(約6.5cm)あたり | ||
カロリー | 22 kcal | |
たんぱく質 | 1.08 g | |
脂質 | 0.25 g | |
飽和脂肪 | 0.057 g | |
多価不飽和脂肪 | 0.166 g | |
一価不飽和脂肪 | 0.063 g | |
コレステロール | 0 mg | |
炭水化物 | 4.82 g |
(トマト(1個(中)(直径6.5cm))に含まれるカロリーと栄養情報|Fatsecret日本より筆者作成)
冷やし中華の具としてはトマト1つはちょっと多いかもしれませんが、小さめのトマトなのでこのまま掲載しました。
外食で冷やし中華を頼んだときのカロリー
ここまでご覧いただいて、「冷やし中華って意外とバランスが良くてヘルシー?」と思った人もいるのではないでしょうか。ただし、外食するときには注意が必要です。一例として、「日高屋」の冷やし中華をご紹介します。
日高屋の冷やし中華 | カロリー(kcal) | 塩分相当量(g) |
黒酢しょうゆ冷し麺 | 665 | 5.4 |
黒酢しょうゆ冷し麺 大盛り | 853 | 5.7 |
(主要商品エネルギー表 | 熱烈中華食堂 日高屋 より筆者作成)
食塩相当量はかなり抑えられていますが、カロリーは高めになっています。これは、家庭で作るよりも麺の量が少し多くなるからではないかと考えられます。
まとめ
暑くて食欲のないときにありがたい冷たい麺類ですが、あまり冷たいものばかり食べ過ぎると体調を崩す原因になることもあります。また、成長期の子供のためには、炭水化物以外もバランスよく摂取できる献立にしたいものです。具の量などを調節しつつ、各家庭にあった冷やし中華を楽しんでください。