そうめんに合う薬味として思い浮かぶのは、ネギや大葉などが代表的ですが、みょうがも冷たいそうめんにはとてもよく合う食材です。
みょうが独特の香りや味が苦手という子供も少なくありませんが、みょうがは血流を促進するため冷え対策にも有効ですし、さっぱりとした風味による食欲増進効果などが期待できます。夏バテに効く食材としても最適なものだといえるでしょう。
そこでこの記事ではみょうがを使ったそうめんのレシピをご紹介します。またみょうがの知られざる効能などもまとめましたので、ぜひ食材選びの参考にしてください。
もくじ
そうめんの薬味の代名詞・みょうがについて
みょうがについて知らないことが多いのも事実です。ここではみょうがについて詳しくご紹介します。
女性の3割がそうめんの薬味に使用
そうめんに入れる具材や薬味について、暮らしに関するサイト「RECEIPO」を運営しているソフトブレーン・フィールドの調査によると、女性は34.3%、男性は28.1%がみょうがを使うと回答しています。
(参照元:冷たいそうめんに合う薬味は何?~そうめんに関するアンケート~|レシーポ)
ネギやしょうがは非常にポピュラーな薬味で他の料理にも使われることの多い食材ですが、そうめんに関してはみょうがも高い人気を誇っていることが分かります。
みょうがの成分
みょうがには独特の風味がありますが、みょうがを食べると感じる特徴的な成分は2つあります。1つ目はみょうがの香りの素となる「αピネン(アルファピネン)」。みょうがの清涼感のある辛味成分は「ミョウガジアール」。この2つの特徴的な成分が健康な体作りに大切な働きをしてくれます。
みょうがの栄養価
みょうがはそのほとんどが水分で、95%が水分だといわれています。そのため栄養価はそれほど高いとはいえません。ちなみにカロリーは100gで12Kcal。非常に低カロリーな食品なので、ダイエットに適している食品といえます。
また通説では「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」とされます。ただし、最近の研究結果ではみょうがに物忘れを促進してしまうような成分は含まれていないことが分かっています。
参考
みょうがの栄養は?その成分や健康への効果・効能を解説!上手な食べ方は?|暮らし―の
みょうがの効果
みょうがには健康に良いさまざまな効果があります。
- 血行促進
- 食欲増加
- むくみ防止
みょうがには体の余分な水分を排出する効果があり、夏の冷房によってむくんでしまいがちな体を元に戻してくれます。夏のメニューにみょうがが多く取り入れられているのにはきちんとした理由があるのです。