おいしいそうめんつゆを選ぶ3つのポイント
一口にそうめんつゆを言っても、「ストレートか濃縮か」「鰹だしか昆布だしか」など違いがあります。それぞれのつゆの特徴を知ることで、美味しいそうめんつゆを選ぶ視点を持つことができるようになるでしょう。ここでは、好みに合ったそうめんつゆを見分ける3つのポイントをご紹介します。
「そばつゆ」とは違う「そうめんつゆ」
スーパーに行くと、「めんつゆ」「そばつゆ」「そうめんつゆ」など、麺類に関する多くのつゆが存在していることに気づきます。でも、どんな違いがあるのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず、めんつゆは、料理に合わせて水で薄めて使う調味料です。うどんやそばなどの麺類に使うのはもちろんですが、天ぷらや丼もののつゆとして使ったり、煮物や鍋物、おでんなどに薄めて使ったりします。
それに対して、そばつゆとそうめんつゆは、ストレートでそのまま使うのがスタンダード。そばつゆは、そばの風味が強いため、味が強い鰹でだしを取っていることが多いです。また、醤油の比率がそうめんつゆに比べると多めで、つゆの見た目も濃い色であるのも特徴でしょう。
そうめんつゆは、そうめんそのものがシンプルな味わいですから、昆布やしいたけで出汁を取っていることが多いです。昆布やしいたけの出汁の特徴は、鰹だしに比べて味がマイルドな点。また、鰹だしと合わせることで、より旨味が増すので、「かつお昆布だし」として販売されているものも多く見られます。そばつゆよりも醤油の比率が少なく、砂糖が多いので甘みがあります。
「ストレート」か「濃縮」か
一般的にそうめんつゆはストレートであることが多いです。ストレートのつゆは、1つの用途に特化しているタイプの麺つゆなので、「そうめんつゆ」や「そばつゆ」のように、麺を限定しています。ストレートタイプの特徴としては、そのまま使えるため出汁のうま味を十分に感じることができること、開封後の日持ちがしないことと、濃縮に比べて割高なことです。
それに対して、濃縮タイプは他の料理にも使うことができるオールマイティーさを持っています。特徴としては、水で薄めるので出汁のうま味がストレートに比べると劣ること、開封後日持ちすること、ストレートに比べてお得なことです。
そうめんだけに特化してしるストレートのそうめんつゆの方が、そうめんを食べるにはおすすめです。
「鰹だし」か「昆布だし」か
鰹だしは味が強いので、だしが主役になる味噌汁に使われることが多く見られます。また、麺つゆの中でも、太めの麺や風味の強い麺のつゆとして使われます。
一方、昆布だしは鰹だしに比べると優しい味です。そのため、おひたしや炊き込みご飯など、素材を引き立てる時に使われることが多め。また、麺つゆであれば、細い麺やシンプルな味わいの麺に使うと相性がいいでしょう。
まとめ
そうめんつゆは、ストレート・濃縮、鰹だし・昆布だしと種類があり、味わいが異なります。また、同じメーカーでも麺つゆのラインナップは豊富です。今回の記事でご紹介したおいしいそうめんつゆを選ぶ3つのポイントを参考にして、ご自身に合うそうめんつゆを見つけてください。
参考
そうめん つゆ|Amazon
ストレートそうめんつゆ 500ml |ヤマキ
本つゆ 香り白だし|キッコーマン
成城石井 鰹と昆布のいいとこどりつゆ 360ml|成城石井
ヤマサそうめん専科|ヤマサ醤油
創味のつゆ|創味食品
名代 そうめんつゆ|ヤマモリ株式会社
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