初心者が用意すべきアイテムとは?選び方のポイントとおすすめ
それでは実際に、初心者が最低限用意すべきキャンプ用品の選び方のポイントをご紹介します。同時に、Amazonの「アウトドア売れ筋ランキング」から、売れ筋商品も1つずつ見ていきましょう。
テント(テントシートも)
キャンプ用品の中でもコストがかかるテント。テント内で過ごしたり、眠るわけですから、快適性が重要です。
テントにはさまざまな形がありますが、主流なのは寝室のみのコンパクトな「ドーム型」と、リビングと寝室が一体になった「2ルーム型」です。
初心者には、設営の簡単なドーム型がおすすめ。ドーム型はどのような場面のキャンプでも合いますし、さまざまな種類が販売されており、ワンタッチで設営できるものもあります。種類によっては、ちょっとした荷物が置ける前室付きのテントもあります。
こちらはコールマンのエントリーモデルであるドーム型テント。キャノピーポールを付ければ、前室がひさしにもなります。20~30分もあれば設営可能で、耐水圧も1500㎜と十分にあります。初心者であれば2~6万円台のテントがおすすめですが、こちらは2万円前後とお値段もお手ごろです。
テントを購入する場合、同時にテントマットも購入しましょう。テントマットがないと床が痛く、寝づらくなってしまいます。
タープ
キャンプに必須なのがタープです。タープがあればキャンプシーズンの夏でも日よけにもなりますし、急な雨でもしのげます。2ルーム型テントの場合は必要ありませんが、ドーム型テントには必須でしょう。
タープにはオープンタープと、スクリーンタープがあります。
- オープンタープ:屋根のような形なので風通しが良く、設営も簡単です。一方で虫は入りますし、周囲からは丸見え。雨風が強いと撤収する必要があります。
- スクリーンタイプ:テントのような形でメッシュもあり、虫が入らず、雨風にも強いのが特徴。プライベート感も味わえます。一方で設営に時間がかかります。風の通りも良くありません。
こちらはキャプテンスタッグのオープンタープ。4~6人で使用できます。シームレス加工で縫い目からの雨の侵入を防ぎます。バック付きで収納や持ち運びにも便利です。
シュラフ(寝袋)
寝るときだけと思っても、いろいろと疲れる子連れキャンプ。寝心地の良いシュラフ選びは大切です。
シュラフでチェックしたいのは「設定温度」。下限の温度が表示されていますが、それよりも通常利用での温度を目安にしましょう。春から秋までのキャンプなら、0~10℃のものがいいでしょう。
形は「マミー型と封筒型」があります。マミー型は保温性が高いですが、体が動きにくくなります。封筒型はかさばりますが、布団感覚で使用できます。
こちらは10℃程度でも快適に過ごせる、化製綿でできたシュラフ。フルオープンにして2人並んで眠ることもできます。シュラフの下にひくマットも購入すると、快適に眠ることができるでしょう。
テーブル
テーブルは食卓、飲み物置き場、台所などの役割を果たします。用途を考え、メイン用とサブ用に分けて持っていくと便利です。
こちらは折りたたみできるローテーブル。ケース付きでコンパクトに収納でき、持ち運びにも便利です。
チェア
キャンプでテントやシュラフの次に快適性が求められるのがチェアです。食事はもちろん、お酒を飲んだり、ちょっと休憩したり、くつろいだりと、さまざまなシーンで使用します。
チェアは普通の高さのノーマルスタイル、低めのロースタイルがあります。座敷スタイルでローテーブルを用意し、チェアを使用しない方法もあります。「子供の食事のしやすさ、座りやすさ、倒れるなど危険がないか」も同時に考えましょう。
ランタン
ランタンは夕方以降から暗い中を照らしてくれます。懐中電灯も必要ですが、周りを照らしてくれる明かりとしてランタンも必要です。
クーラーボックス
食材や飲み物を冷やせるクーラーボックスは、キャンプシーズンに必須アイテム。安価すぎるとすぐに温まってしまいますし、あまりに性能がいいとかさばります。
バーナーストーブ
キャンプ場での調理には、バーナーストーブがおすすめ。2つバーナーが付いているツーバーナーが便利です。利用しやすいガス式を選びましょう。
参考
まとめ
キャンプ用品はいろいろあって迷うものですが、何を大切にするか、優先順位を決めましょう。また、道具によってはキャンプ以外でも利用できます。例えばチェアは運動会でも利用できますし、シュラフやテントは災害用にも利用できるでしょう。さまざまな用途を考え、購入したり、レンタルで試したりしてみましょう。
参考
キャンプについての調査|リサーチプラス
初めてのファミリーキャンプ成功術!キャンプ場選び&必要な道具大全|CAMPHACK
キャンプ初心者、本当にそろえたい道具は? 年間30泊のキャンパーが伝授|hapimama