子供のおちんちんが痛い場合は「亀頭包皮炎」?|症状と対応をご紹介

体の痛みは本人にしか分からないもの。しかし幼い息子が「おちんちんが痛い」と言っていても、特にお母さんの場合は対応に困ってしまうかもしれません。子供のおちんちんが痛くなったら、どんな症状の可能性があるのでしょうか? 今回は考えられる症状や原因、対応についてご紹介していきます。

子供のおちんちんが痛い!どんな症状?

子供のおちんちんが痛む場合は、どのような症状が挙げられるのでしょうか? まずは考え得る具体的な症状を2つご紹介します。

「亀頭包皮炎」の可能性

可能性の1つとして「亀頭包皮炎(きとうほうひえん)」が考えられます。これはいったいどのような症状なのでしょうか?

横浜市立大学附属市民総合医療センター小児科医の町田裕之先生は、亀頭包皮炎の症状について問われたインタビューで以下のように解説しています。

「亀頭包皮炎は、ばい菌などによりおちんちんの皮の中に炎症が起こり、赤く腫れてしまう病気です。膿が出たり、おしっこのときに痛がったりします。そのせいでパンツが汚れることもあります」

(引用元:おちんちんが「痛い・赤い・腫れる」原因は? 医師が対処法紹介|いこーよ

子供が「おちんちんが痛い」と言い出したときは、患部を確認してあげたり、どのようなときに特に痛むのかを聞いてあげるといいでしょう。炎症により膿んでしまっていたり、排尿時に痛みが強くなる場合には亀頭包皮炎である可能性があります。

「嵌頓包茎」の可能性

2つ目として、「嵌頓包茎(かんとんほうけい)」が考えられます。症状としては亀頭が手前でしめられた形となり、ひどく腫れ上がってしまいます。真っ赤に腫れてしまい、見るからに痛そうな状態になってしまうのです。

包茎治療の軟膏を塗るなどして何かの際にむけた包皮を戻さないと、皮膚がむくんで戻らなくなります。その結果、真っ赤に腫れ上がった嵌頓包茎になってしまうのです。

子供のおちんちんが痛くなる原因は?

おちんちんが痛むときには、膿が出ていたり赤く腫れていたりなど、目視で確認できるような異変が起こることもあります。いったい、何が原因でこのような痛みや症状が引き起こされてしまったのでしょうか?

子供が手でいじってしまう

おちんちんが痛くなってしまう原因の1つには、子供が自分の手でいじってしまうという点が挙げられます。自我が芽生え出した幼い子供にとって、自分の体に興味を持ち始めるのは不思議なことではありません。

自分であれこれと触っているうちに、手についていたばい菌が入ってしまう可能性があります。その結果、亀頭包皮炎などの炎症を引き起こしてしまうと考えられます。

清潔な状態になっていない

子供のおちんちんが痛くなってしまう原因の2つ目は、おちんちんが清潔な状態に保たれていないという点が挙げられます。入浴時にきちんと洗うことについて、町田先生は別のインタビューで以下のように話しています。

「日本では、子どもが小さい頃に包茎の治療をすることはほとんどないと思います。思春期までに包茎が改善する場合がほとんどであること、入浴の文化が浸透していることもあり、お風呂に入った際にきちんと洗えていれば尿路感染症や亀頭包皮炎などのリスクは減らせると思います」

(引用元:医師が回答! 子供のおちんちんの正しい知識&洗い方&ケア方法|いこーよ

正しく洗って清潔な状態が保たれていれば、おちんちんの痛みや関連する症状を引き起こす確率を下げることができます。デリケートな場所であるため洗いづらいかもしれませんが、病気のリスクを下げるためにも清潔にすることを意識しましょう。