子供が嘘をつく4つの理由と嘘が分かったときの接し方!

子供と接していると、すぐに分かってしまうような嘘をつくことがあります。しかし、それにはいくつか理由があります。今回の記事では、子供が嘘をついたときに親がどのように接するべきかをご紹介します。

子供が嘘をつく4つの理由

まずは、子供がどうして嘘をつくのかを考えていきましょう。嘘をつくのは良くないことですが、子供からのSOSである可能性があります。ここでは、幼児期に空想の世界と現実の世界の境目がなくなって嘘をつく場合を除いた、4つの理由をご紹介します。

回避

回避の嘘は「宿題終わったの?」という質問に対して「終わった」と答えたけれど、本当は終わっていないという場合につく嘘です。これは、やりたくないことや面倒なことを避けたいという気持ちからつく嘘です。ほかにも、歯磨きや部屋の片づけなどのケースがあるでしょう。

この嘘をそのままにしておくと、やりたくないことを後回しにする習慣がつきますし、周りからも信用されなくなってしまいます。柔らかい口調で「どうして嘘をついたのか」「嘘をついたらどんな気持ちになるか」「嘘をつかない方法はないか」など、子供と一緒に解決するというスタンスで行動が変容するようにサポートしていきましょう。

愛情を求める

親の愛情を求めて嘘をつく場合もあります。親が仕事で忙しかったり、子供とコミュニケーションを取る時間が十分にない場合に、親の気を引こうとしてつく嘘です。

例えば、学校での出来事を大げさに話して褒めてもらおうとしたり、驚いてもらおうとしたりします。親の注目を集めることで愛情を受けようとします。

これは、兄弟が多かったり、引っ越しなど環境の変化があるときに起こりやすくなります。また、ついしてしまいがちですが、スマートフォンを操作するなどして子供の目を見ないまま話を聞いていると、子供は寂しさを感じて気を引こうとします。親のお金を盗む行為も同様に、愛情を求めてやっている場合があります。

心配をかけたくない

学校でのいじめや友達関係の不和などを隠そうとする嘘は、親に心配をかけたくないためにつく嘘です。親が心配すると思い、苦しくても1人で抱え込んでしまうことがあります。

あまり学校での話をしなかったり、急に友達関係が変わった様子があれば、何かしら悩みを抱えている可能性があります。親に心配をかけたくないと思っているので、なかなか素直に話をしてくれない場合が多いです。様子がおかしいと思ったら、学校や自治体の専門窓口に相談することをおすすめします。

自分を守る

学校でトラブルが起きたときなどに、自分を守るために嘘をつくことがあります。例えば、友達とけんかをしてしまったときに「○○くんの方が先に悪口を言ってきた」と言って、けんかをしたことを正当化しようとします。自分が一方的に悪者になることを避けたいという心理から嘘をつきます。

子供の言っていることが本当か嘘か分からないときには、客観的な第三者の意見を聞くことが大切です。また嘘と分かったときには、嘘をついてまで自分を守ろうとする必要はないことを教えてあげましょう。

嘘をついた子供にしてはいけないこと

子供が嘘をつく理由はさまざまです。嘘をつく理由を理解したところで、子供が嘘をついたと分かったときに、してはいけないことを確認しておきましょう。どんな嘘であっても、この2つのことをしてしまうと根本的な解決へとつながらないことが多く、バレないようにどんどん嘘がエスカレートしていく結果になりかねません。

子供の話を聞かずに叱る

嘘だと分かった時点で、子供の話を聞かずに叱るのは避けましょう。どんな理由で嘘をついたにしても、嘘をつくのは大人に比べて子供の立場が弱いからです。自分ではどうすることもできないから嘘をついているのです。

嘘をついてはいけないと言い聞かせることも大切ですが、それよりも子供が嘘をつかないといけない状況を解決することが先決です。そのためには、子供の話を聞くことが欠かせません。話を聞いた上で、親としての考えを素直に伝えれば良いでしょう。有無を言わさず叱ってしまうと「どうせ話を聞いてもらえない」と思わせてしまい、嘘が巧妙になったり、嘘を隠すようになったり、相談事があっても相談しなくなったりするなど、子供の気持ちが親から離れてしまいかねません。

正直に打ち明けたのに叱る

子供が嘘をついた理由を打ち明けたにもかかわらず叱ってしまうと、正直に話すのをやめてしまいます。

例えば、友達とけんかをしたきっかけが相手にあると嘘をついていたけれど、本当は自分に非があるとします。子供がそれを素直に話したなら、「正直に話してくれてありがとうね」と受け止めてあげましょう。その上で、けんかをした友達に対してどうすればいいのかを一緒に考えてあげてください。

そうすることで嘘をつく必要はないと分かってくれますし、間違ったことをしたときにどうすればいいのかも考えることができます。