夏の電気代は家計をやりくりする人にとっては悩みのタネです。暑さをしのいで快適に過ごすためにはいくつかの工夫が必要ですが、快適さばかりを追求すると冷えによる体調不良を起こしたり、電気代の請求がとんでもない金額になったりします。
熱中症予防などが叫ばれている昨今、エアコンの使用は必須と思われがちですが、扇風機やサーキュレーターを併用したり、冷風扇を使用したりすることで電気代の節約になることをご存じでしょうか?
この記事では扇風機とエアコンのW使いに関する情報をまとめました。オススメの商品なども紹介していますので、ぜひ夏の電気代節約の参考にしてください。
もくじ
3時間運転すると?扇風機とエアコンの電気代を比較!
扇風機とエアコン……どちらも暑い夏を乗り切るのに必要なツールですが、電気代はどのくらい違うのかを調べてみました。電力比較サイトエネチェンジが行った調査を基に比較しています。
エアコンの場合
エネルギーデジタル化・自由化関連事業を行うENECHANGE株式会社の調査によると、エアコンを以下の設定で3時間運転した場合の電気代は16円です。
- 冷房能力:2.8kW
- 冷房消費電力:600W
- 電気料金単価:1kWh/25円91銭
- 冷房前負荷運転:1時間
※室温が設定温度になった後2時間送風運転をしたと仮定
扇風機の場合
ENECHANGE株式会社が以下の設定で扇風機を3時間運転した場合の電気代は2円だと報告されています。
- 消費電力を30w
- 電気料金単価を1kWh/5円91銭で計算
このことから、電気代の観点から見れば扇風機の方が圧倒的に節約できる・省エネであるということが分かります。
参考
扇風機+エアコンで省エネ生活!夏の電気代をお得に過ごそう!|エネチェンジ