道徳教育には視覚から入る絵本がおすすめ
道徳教育には、視覚から入る絵本がおすすめです。ここでは、道徳教育におすすめの絵本についてご紹介します。
何度も読みたくなる絵本
道徳教育におすすめしたい絵本の1つ目は、何度も読みたくなるような絵本です。絵本は、文章だけの本に比べて、絵のきれいさや色彩の美しさなどで、視覚で楽しむことができ、何度も読みたくなるような絵本が多くあります。とりわけ、道徳に関する絵本も多く出版されており、絵本は、道徳になじみのない子供でも理解を深めやすいものであると言えるでしょう。
参考
平光雄2014年10月『こどもたちが身を乗り出して聞く道徳の話』致知出版社
はるかぜ絵本の会1999年7月『心を育てる絵本リスト』高文堂出版社
難しいテーマにも入りやすい絵本
道徳教育におすすめしたい絵本の2つ目は、難しいテーマにも入りやすい絵本です。道徳教育と言うと、子供には難しく、理解するのに時間を多く必要とするテーマも多くあります。それでも絵本を使って道徳教育を学べば難しいテーマの道徳にも近づきやすく、理解を深めやすくなります。
参考
平光雄2014年10月『こどもたちが身を乗り出して聞く道徳の話』致知出版社
はるかぜ絵本の会1999年7月『心を育てる絵本リスト』高文堂出版社
道徳教育におすすめの絵本2選
道徳教育におすすめしたい絵本を2冊ご紹介します。
ヨシタケシンスケ このあとどうしちゃおう(ブロンズ新社)
人気作家であるヨシタケシンスケさんが描いた「死」をテーマにした絵本です。「死」とは、「生きる」という難しいテーマを、ヨシタケさんならではの独特の世界観でユーモラスに面白く描いています。難しいテーマですが分かりやすく何度も読みたくなる絵本と言えるでしょう。
TERUKO さかさま(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
同じページの中で、2つのストーリーが上下別々で描かれおり、同時進行していく2つの物語を、別々の視点から読むことのできる今までにない絵本です。同時進行していく物語の中でも、置かれている立場や状況が変わると別の考え方や捉え方ができ、相手の気持ちや立場になって考えるとはどういうことか、考えることのできる絵本となっています。