道徳と倫理を子供に教える時のポイントとは?

道徳と倫理を子供に教える際、どのようにして教えたらよいのか分からず、子供に教える際の具体的なポイントが知りたいという人も多くいるでしょう。そのためには、まず大人が、道徳と倫理の意味や違いについてしっかりと理解し、知識を頭に入れていくことが大切です。

今回は、そんな道徳と倫理の言葉の意味や違い、子供に教えるときのポイントをご紹介します。

道徳と倫理の違い


ここでは、道徳と倫理の違いについてご説明します。

道徳と倫理の意味はほとんど同じである

辞書などに載っている道徳と倫理の言葉の意味はほとんど同じと言えます。道徳の意味は、人々が善悪をわきまえ、正しい行為をするのに従うべき規範の総体です。倫理の意味は、人間生活の中での秩序として人が守るべき規範の道筋とされています。そして、倫理の言葉の説明には、道徳、モラルという言葉が登場することが多くあります。このことから考えると、道徳と倫理は、言葉の上では、ほとんど変わりのない同じ意味として捉えることができます。

参考
平光雄(2014年10月)『子どもたちが見を乗り出して聞く道徳の話』致知出版社

道徳と倫理の使われ方は異なる

道徳と倫理の言葉の意味は、ほとんど同じであっても、その2つの言葉の実際の使われ方は異なります。道徳とは、人として生きる上での大切なことや価値観などといった個人の内面的な考えに基づいて使われることが多いよう。倫理とは、社会的な規範や秩序に基づいて使われることが多いとされています。

つまり、道徳は、個人を根底として考え、使われるのに対し、倫理とは、道徳より広い範囲の社会を根底として考え、使われていると言えるでしょう。

参考
平光雄(2014年10月)『子どもたちが見を乗り出して聞く道徳の話』致知出版社
文部科学省 「道徳教育の充実に関する懇親会」これまでの主な意見