【特別の教科】道徳の面白い教材3選!道徳の目標と目的も解説

小中学校でモラルを学ぶ授業「道徳」。教育方針が変わり、道徳の授業内容も以前とは少しずつ変わってきていることをご存じでしょうか。

この記事では

  • 道徳の目的や授業内容
  • 道徳の面白い教材

をご紹介していきます。

特別教科という位置づけになった「道徳」について深堀していきます。

学校の教科となった道徳とは?

小学校では2018年から道徳が特別の教科になり、中学校では2019年から道徳が特別の教科に変わります。今まで道徳は教科ではなく、特別活動という時間でした。あなたが小学校のころ、道徳は「道徳の時間」と言われていませんでしたか?

特別活動の道徳が「教科」に変わり、今後の道徳がどのように変わっていくかを解説します。

特別の教科という位置づけ

2018、19年から小中学校の道徳は「特別活動」ではなく、「特別教科」に変わりました。国語や算数・数学と同じように教科書があり、基本的には教科書に沿って授業を進めていきます。

ですが、教科書に沿って授業を進めたり、独自の教材で授業を進めることは学校の判断に任されています。

道徳は特別活動から「特別の教科」に変わったので授業の態度や意欲によって評価され、通知表の評価に影響します。

道徳の目標

2015年3月に文部科学省が告示した小学校道徳の学習指導要領に書かれている目標は下記の通りです。

よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため,道徳的諸価値についての理解を基に,自己を見つめ,物事を多面的・多角的に考え,自己の生き方についての考えを深める学習を

通して,道徳的な判断力,心情,実践意欲と態度を育てる

(引用元:第3章 特別の教科 道徳|文部科学省,P91

道徳的諸価値とは、人間としての在り方や生き方の基礎となるものです。例えば、何かをやり遂げるときに悩んだりくじけそうになるとき、強い意志を持って目標を達成することで自分に自信を持つことができ、より充実した生活ができるようになることが道徳的諸価値というものです。

道徳の授業内容

小学校は2018年から、中学校は2019年から道徳は特別教科になりました。これにともない文部科学省が認定した教科書に基づいて授業が行われます。

特別教科になる前の道徳は、読み物に出てくる登場人物の心理を理解することを目的としていました。しかし、特別教科の道徳では「考え、議論するための道徳」を念頭に授業を行っていきます。

小学校1・2年生の道徳の内容を一部紹介します。

自分自身に関すること

  • よいことと悪いこととの区別をし、よいと思うことを進んで行うこと。
  • うそをついたりごまかしをしたりしないで、素直に伸び伸びと生活すること。
  • 健康や安全に気を付け、物や金銭を大切にし、身の回りを整え、わがままをしないで、規則正しい生活をすること。
  • 安全に気を付けることや生活習慣の大切さについて理解し、自分の生活を見直し、節度を守り節制すること。
  • 自分の特徴に気付くこと。
  • 自分のやるべき勉強や仕事をしっかりと行うこと。

参考
第3章 特別の教科 道徳|文部科学省,P91

上記以外にも、主として人とのかかわりに関すること、主として集団や社会のかかわりに関すること、主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関することに関する内容も書かれています。

固定観念の押し付けになってしまうのでは?

特別活動から教科に変わり、学習指導要領が改善され、固定観念の押し付けになるのではないか? と思うかもしれません。

「考え、議論するための道徳」というキャッチフレーズを掲げ、授業の中で速し合う機会が増え、物事を多面的に見ることができれば、自分を客観的に見つめ直すことができるでしょう。

クラスメイトとの議論を先生がまとめ、授業のポイントをフォローすることで道徳の目標である「道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる」ことができるでしょう。

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