やっぱり気になる!ほくろ切除はできる?
一度病院で良性と診断されても、やはりなんとなく足裏にほくろがあるのは気持ち悪い、心配だ、という親もいることでしょう。ほくろは切除できるのでしょうか。
保険診療で切除できる場合
ほくろが保険診療で切除できるのは、悪性の場合だけではありません。生活の際に不便を感じるほくろは、保険診療で切除できる可能性が高いそうです。以下は「不便」とみなされる例です。
- 顔を洗うときに引っかかる。
- ひげを剃るときに引っかかって、出血することがある。
- 洋服を着脱するときに引っかかる。
- 眼瞼にあり、視野の邪魔になる。
- 悪性腫瘍の可能性を否定できない。
(引用元:ほくろって取っていいの?皮膚科医に聞くほくろのこと | メディカルノート)
これ以外のほくろが保険診療で切除できるかどうかは、主治医と相談してみてください。
また、以下に保険診療でできるほくろの切除方法をまとめました。どちらかしか取り扱っていない医院もありますので、方法については主治医とよく相談してください。
名称 | 内容 | メリット | デメリット |
レーザー治療 | ほくろをレーザーで焼き切る | 縫わないので治療痕がきれい | 色素沈着を起こすことがある
ほくろを生検に出せない |
手術治療 | ほくろを切ったりくりぬいたりして縫合する | ほくろを生検に出せる | 傷跡が残ることがある |
どちらの方法でも日帰りで治療が可能です。治療費はほくろの大きさにより異なり、数千円で済むこともあれば、1万円を超えることもあります。
参考
ほくろ | ひふのクリニック人形町
隆起したほくろ(黒子)を取りたいなら顔の隆起したほくろ│一般皮膚科・美容皮膚科の日比谷ヒフ科クリニック 日比谷、八重洲、蒲田、品川の全4院
自費診療で切除する場合
「見た目が悪いので取りたい」という場合は自費診療となります。この場合費用は病院によって異なりますので、事前によく確認しておきましょう。数万円かかるところが多いようです。
また、治療の際はアフターフォローが充実しているかどうかも重視する必要があります。ほくろを自費で除去する場合は美容皮膚科・美容外科などを受診することが多いですが、これらの診療科では患者の想定と病院の対応が食い違い、訴訟に発展するケースもまれではありません。切除を決める前に、アフターフォローについてもしっかりと確認して、信頼できる病院で治療を受けるようにしてください。
参考
自費内服、処置、施術料金 | 【はながき皮フ科・形成外科クリニック】
過去の医療過誤・医療事故の裁判事例 美容整形 | 医療過誤・医療事故の法律相談 堀法律事務所
まとめ
メディアなどで「悪性化する可能性がある」と報じられたりすると、分かっていても心配になってしまうかもしれません。不安なときは自分で判断せず、きちんと専門医に相談して診断してもらうようにしてください。