アクティブ・ラーニングとは?これからの社会で子供に必要な5つの力

アクティブラーニングとは?これからの社会で子供に必要な5つの力

2020年より、「主体的・対話的で深い学び」を実践するための学習方法として小中学校に導入されることが決まったアクティブ・ラーニングですが、具体的にどのような力が身につくのかなど、その効果について世間では注目を集めています。

今回はアクティブ・ラーニングが子供たちにどのような影響を与えるのか気になっている人向けに、アクティブ・ラーニングが学校教育に導入される目的や、アクティブ・ラーニングではどのような力を身につけられるのかについてお話します。

アクティブ・ラーニングとは?

アクティブ・ラーニングとは、学習者が受動的に授業を受けるのではなく、自ら率先して能動的に学べるように設計された学習方法のことです。具体的には、教師が一方的に話すような座学の授業ではなく、グループ・ディスカッションやディベート、グループ・ワークなど、双方向的にコミュニケーションをとりながら参加する学習方法です。

アクティブ・ラーニングの定義

教員が一方向的に行うこれまでの講義とは異なり、生徒自らが能動的に参加できる講義形式をとっていることがアクティブ・ラーニングの特徴です。アクティブ・ラーニングでは以下に示す3つの学びを重点的に行います。

主体的な学び

学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる「主体的な学び」が実現できているか。

出典:文部科学省 新しい学習指導要領の考え方 P22

深い学び

習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見い出して解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できているか。

出典:文部科学省 新しい学習指導要領の考え方 P22

対話的な学び

子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えることなどを通じ、自己の考えを広げ深める「対話的な学び」が実現できているか。

出典:文部科学省 新しい学習指導要領の考え方 P22

アクティブ・ラーニングをやる意味は?

アクティブ・ラーニングを実践することで、子供たちはより能動的に行動し、より物事を本質的に理解し、より協働的に問題を解決することを目指すようになります。これまでの日本教育では答えのある問題を確実に解く正確性が求められてきましたが、これからの時代は主体的で、対話的で、深い専門性を持った人材が求められます。アクティブ・ラーニングはそのような時代を生きる力を身につけるための学習方法です。

1 2 3