子供の幸福度が世界1位!教育先進国オランダが実践する教育制度と教育法

子供の幸福度が世界1位!教育先進国オランダが実践する教育制度と教育法

子供の幸福度が世界1位と言われているオランダ。2013年、UNICEFにおける“Child Well-being in Rich Countries”で、「物質的豊かさ」「健康と安全」「教育的豊かさ」「行動とリスク」「家と環境」という5つの側面と子供自身の声(親や友人との関係、生活への満足度)から調査した結果では、調査対象の先進29か国中で、オランダは総合1位になっています(参考:Child well-being in rich countries
|UNICEF Office of Research

また、2005〜6年のWHOによる13歳の子供の健康行動国際比較では、41地域中、生活に満足している子供の項目で1位、学校が好きだと答えた率で4位、父親になんでも相談する率で1位という結果が出ており、さらに、2012年のOECDによる大卒者の学力ランキングでは世界3位幸福度、学力共に優れた結果を残しています。

こうした教育先進国オランダですが、では一体どのような教育がなされているのでしょうか?

出典:子供の幸福度No.1 オランダの教育から学ぶことは何?|一般社団法人答えのない学校

義務教育がほぼ無償

日本では公立の小学校、中学校は授業料が無料とされています。しかし実際に文部科学省の調査では、授業料・給食費・郊外活動費を含めて1人あたり年間10万2千404円かかるという結果が出ています。(参考:平成28年度子供の学習費調査|文部科学省

一方、オランダでは「義務教育」は、国の補助金が支給され、公立だけでなく私立も無償なのです。

オランダの義務教育は5歳(幼稚園の年長)から 16歳まで(小学校6年間と中等教育の前半4年間)の11年間で、オランダに住む義務教育の対象年齢の子供たちはすべて学校に通う義務があり、たとえ戸籍が異なったり、亡命希望者や難民であっても例外ではありません。

16歳から18歳までは「資格義務」と呼ばれ、初等教育のあとに始まる、複数のコースに分かれた中等教育の卒業証明書を取得していない場合は、その期間内に取得することが求められています。

義務教育に関してさらに加えると、日本では子供の小学校への入学は全員同じタイミングですが、オランダでは各家庭によって異なります。オランダでの初等教育(日本でいう小学校、8年間)への入学は、たいていが義務教育前の4歳ですが、遅くとも義務教育対象年齢となる5歳の誕生日の翌月の1日までには入学する必要があります。

オランダの教育では、制度面に関しても日本や他先進国と違った特徴を持っていることが分かります。