フィンランド教育から学べること
フィンランド教育の実践のためには国の制度が変わったり、日本人の感覚が変化したりしなければ難しい部分が多いですが、すぐに取り入れられる要素もあります。
違いを認め、個を尊重すること
小さいころから協調性を求められて育ってきた人は、人と違うことに敏感で否定的になります。しかし、人には個性がありさまざまな考えをもっていることを学ばせることで視野は広がります。
ひいては自分を知り認めることにもつながるので、自信のあふれた人格を形成することができるでしょう。世界には多種多様な人がいて、それぞれが自分らしく生きることは当然であり、素晴らしいことだと学べる機会を用意しましょう。
進学や就職のためでなく、生きるために大切であるという意識
何になりたいのかではなく、どのように生きたいかと常に問われ、考えることは大切です。その後の人生を自分らしく生きるためにも必要なことなので、生活のあらゆる場面で取り入れていきましょう。
圧倒的な読書量によって学ぶことの楽しさを知る
ものごとの理屈を考え問題を解決していくためには、たくさんの知識が必要です。読書を楽しむことは知識の蓄積となり、そのことで自分の世界が広がっていくのを体感できます。