夏期講習を受けるメリットは?費用や種類について調べてみた - cocoiro(ココイロ)

夏期講習を受けるメリットは?費用や種類について調べてみた

夏休み中の学習をより有意義で確かなものにするために、塾で行われる夏期講習への参加を考える方も多いのではないでしょうか。ただ、夏期講習の受講が初めての方は、塾の選び方や夏期講習の種類・受講料など分からないことがたくさんあり、不安を感じているかもしれません。そこで、夏期講習を受けることによるメリットや子供たちへの影響、夏期講習の種類、費用についてまとめました。

夏期講習を受けるメリット

子供たちが夏期講習を受けるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。授業のない、夏休みの時間を使って塾で教わることで、子供たちの学習方法や勉強の習慣がどう変わっていくのかを見ていきましょう。

夏休み中にライバルと差がつけられる

普段、学校に通っている間は何かと忙しくてまともに勉強するのはテスト前だけ、という子供たちは多いと思います。しかし、テスト前にだけ大急ぎで勉強をすると、どうしても苦手な科目や単元はカバーできないままになり、勉強の積み残しがたまっていきます。受験生の場合、この積み残しがライバルに先を越される原因にもなります。

しかし夏休みの間に夏期講習を受けて、しっかり時間をかけて勉強の積み残しを解消できた人は、2学期以降にライバルたちにぐんと差をつけることができるでしょう。そういった意味でも、長い夏休みを大切な学習時間として有効に使えるかどうかは、重要な分かれ目になるといえます。

講師に進路相談ができる

夏期講習を受けるメリットは、担当講師に勉強を教えてもらうことだけに限りません。子供たちそれぞれに合った学習方法やこれからの進路に関して、プロの目で適切に判断してもらうことも、大きなメリットとなります。

最近は学校の方針として、夏休みの間に今後の進路について家庭で話し合ってもらい、2学期に担任の先生に報告しなければならない学校もあります。もし、進路について親子で話し合うだけでは心細いと感じるようであれば、夏期講習の間に塾の担当講師に進路相談をしておくと安心です。

ダラダラと勉強しなくなる

40日ほどある夏休みをいかに充実した期間にするかは、子供たち本人のやる気と計画性にかかっています。しかし、部活や友達との付き合いもあり、なかなか勉強の計画もはかどらずにダラダラと過ごしてしまう子も多いでしょう。せっかく長時間机に向かってはいたけれど、あまり身につかない結果になった、ということにもなりかねません。

しかし、夏期講習に参加すれば、毎日決まった時間に塾でしっかり勉強し、出された宿題をその日のうちにやることになるので、ダラダラと勉強することはまずなくなります。数日間の夏期講習のうちに、毎日自分で勉強する習慣がいつの間にか身について、2学期以降もそのペースで勉強ができるようになることもあります。