【インド式教育】世界レベルの数学・IT脳・英語を早期習得する方法 ( 2 )

なぜインド式教育に注目が集まるのか

現在、東京にあるインド人向けに設立されたインターナショナルスクールは大きな注目を浴び、その学校で授業を受けたいと願い出る日本人が殺到しており、学校の数も増えています。なぜ、こんなにもインド式の教育が人気なのでしょうか? その内容について詳しく調べてみましょう。

多様性に慣れる

ITの発達は目覚ましく、インターネットを通じて世界との交流はより広く深いものとなってきています。この先、社会で活躍するためには、国境の隔たりを感じさせないグローバルな人材が求められ、そのような人の育成にはインド式の教育が必要になってきます。

さまざまな国の子供が集まるインターナショナルスクールではインド、日本、バングラディッシュ、ネパールなど違う人種の人が集まります。普段は英語を共通語としていますが、学校生活の中で母国語を話すことは多々あります。子供たちは生活のあらゆる場面で言葉や国の文化、考え方の違いを肌で感じ、理解を深めていきます。

また、インドには日本にはない進級制度があり、進級の際には学習習得のレベルを確認するための進級テストがあります。日本では能力の違いはあまり考慮されず、勉強が得意な子も苦手な子も足並みをそろえながら学年を上がっていくので、個性や個々の能力の違いは埋もれてしまいます。

ですがテストをして明確なレベルを測ることで、人によって得意、不得意の違いがあることを理解し、また学習の進度速度にも差があるのは自然なことであるという認識も生まれます。それが多様性を理解するきっかけになり、ひいては公平で淀みのない自己主張の成長につながるのです。

ヨガの授業がある

インドでは、呼吸法を学び精神のあり方を知るヨガの授業を幼少時から受けます。幼い年齢の子供には、心の悟りを開く段階までたどり着くには距離はあります。ですが瞑想することで気持ちのコントロールするやり方や、呼吸を整え集中力を高める方法を習うことは、この先の学習を進めるときや他者とのコミュニケーションをとる場面では役立つ教養となるはずです。

スピーチ・プレゼンに慣れられる

インドでは教師主体で授業を進め、知識の蓄積を目的とした伝統的な教育と、子供の自主性、表現力の向上を目指した生徒参加型の教育という大きな2つの流れがあります。現在は後者の方への大きく舵をとってきています。アセンブリー教育もその1つで、多種多様な人の中で相手を認めながらも意見の主張もし、集団を率いていくリーダー人材に育てることを目的にしています。

始めの授業の前に開かれる集会の中での意見交換もアセンブリー教育の一環です。普段の生活で見聞きした出来事やニュースについて子供自身がリサーチと分析を行い、その結果をみんなの前で発表するというものです。聞く人を意識することを求められるプレゼンに繰り返し取り組むことにより、人を魅了するスピーチ力を養っていくことができます。