【おすすめバレエレッスン曲その2】海外バレエスクール編
英国ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス
1920年ロンドンで創立されたダンススクールが、ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)です。ロシアのワガノワ・メソッドに並ぶバレエのメソッドを確立し、現在は計15段階に分かれたバレエ検定試験と教師資格取得プログラムを幅広く実施。世界にその教えを広めています。
レベルごとにレッスンCDが出ていますが、バレエの名作「コッペリア」「ジゼル」を取り上げた「Discovering Repertoire Level 2」や、レッスン後のリラックスタイムに楽しめるように作られたイージーリスニング集の「After Class Relaxing Dance Classics」などがおすすめ。
RAD Discovering Repertoire Level 2/コッペリア&ジゼル|ミュゼ・ド・バレエ
After Class Relaxing Dance Classics|ミュゼ・ド・バレエ
参考
ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス|ダンス・バレエ留学 And Vision
英国インペリアルクラシックバレエ
英国インペリアルクラシックバレエは、ダンス指導者や学習者の習熟度を測る最も権威ある審査機関のひとつ、Imperial Society of Teachers of Dancing(ISTD)が継承するバレエです。その依拠するメソッドは、19世紀にイギリスで確立されたチェケッティ・メソッド。英国ロイヤル・バレエの礎となったメソッドで、伝説のダンサー、アンナ・パヴロワやヴァーツラフ・ニジンスキーもチェケッティの教え子です。
このレッスンCDは、英国ロイヤル・バレエ団所属のピアニストたちが作曲、演奏しています。「Intermediate Foundation」は、バーやセンターなどレッスンで使用する12曲で構成。各曲の冒頭に「プリエ」「バットマンタンデュ」などエクササイズ名が録音されているので、本格的なレッスン気分が味わえるかもしれません。
Imperial Classical Ballet: Intermediate Foundation|ミュゼ・ド・バレエ
参考
英国ISTDとは|The Ballet Garden 英国ISTD認定バレエ・スクール
About Us|Imperial Society of Teachers of Dancing
ワガノワ・メソッド
ワガノワ・メソッドはロシアで生まれたバレエの教授法で、世界のクラシックバレエのスタンダード・メソッドとして位置づけられています。ワガノワ・メソッドを直属に継承しているのがロシア・ペルミ市にあるペルミバレエ学校。ペルミバレエ学校を含むロシア文化省直属の4つのバレエ学校ではすべて、ワガノワ・メソッドの同じカリキュラムで教育が行われています。
「100 Lessons in Classical Ballet」は4年目のクラス(中級レッスン・初級ポワントレッスン)用のレッスンCDで、ピアニストのオリジナル曲のほか「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」などバレエの名舞台の曲がたくさん。正統派クラシックバレエの魅力が味わえるでしょう。
100 Lessons in Classical Ballet|ミュゼ・ド・バレエ
参考
当協会について|一般社団法人ロシアバレエメソッド教育振興協会