かぎ針編みでそろばんケースを作ってみました
縫い物以外でもそろばんケースを作ることは可能です。ここでは「かぎ針編み」でケースを作成してみました。
(参照元:(出典:エコファーの筒型バッグ / Eco-fur drawstring bucket bag | piggiesagogo))
こちらの筒型バッグの応用でそろばんケースを作っていきます。かぎ針は10/0号を使用しました。
(参照元:エコファーの筒型バッグ / Eco-fur drawstring bucket bag | piggiesagogo)
簡単な編み図はこちらです。鎖編み10目の作り目から始め、作り目の両側に細編み(計20目)を編みます。各段は立ち上がりを付けて編みます。
今回は、3段目まではロープのような質感の糸で編み、4段目からはファーの糸を使いました。こちらは3段目まで編んだところです。
4〜15段目は長編みで編みます。ファー糸を使うと冬のイメージが強いですが、色選びで印象が変わります。子供と相談しながら、好きなものを選んでみてください。
23桁のそろばんの場合は15段ほどで長さが足りますが、27桁のものは少し足りません。その場合は長さがちょうど良くなるまで何段か編み足してみてください。
(参照元:(出典:エコファーの筒型バッグ / Eco-fur drawstring bucket bag | piggiesagogo))
持ち手は編み目の間に通すだけです。写真でば「えびコード」という編み方で編んだものを使っていますが、ただの紐などでも大丈夫です。えびコードの編み方は下の動画で分かりやすく紹介されています。
今回使用した糸は下記のものです。
ピンクの糸は廃盤になってしまっているものですが、質感は下のものが似ています。
ファーヤーンには毛足の抜けやすいものがあります。そういうものを選ぶとそろばんの珠に抜けた毛が絡みついてしまう可能性があるので、抜けにくいものを選ぶようにしてください。
ファー以外の糸を使うこともできます。今回の編み図では4段目以降を長編みで編んでいますが、ファー糸でない場合はすべて細編みで編んでもいいでしょう。
2色でボーダーにしてみたり、編み込み模様を作ったりと工夫すると個性が演出できます。今回の編み図は極太糸を10/0号のかぎ針で編むように作ってあるので、太い糸を選ぶことだけ忘れないようにしてください。
エコ素材として人気のTシャツヤーンを使うと、夏でも暑苦しくないケースを編むことができます。
まとめ
市販のものでも十分にいろいろ選択肢があるそろばんケースですが、一手間加えると子供のやる気や愛着も湧くかもしれません。子供と相談しながら、お気に入りのケースを探してみてください。