白百合女子大は、東京都調布市にある由緒正しい女子大学として知られています。今も昔も洗練された「お嬢様大学」のイメージが強いですが、各方面でも活躍している卒業生が多いことでも知られています。
今回は、白百合女子大の著名な卒業生8人をピックアップしつつ、大学の概要などについてもご紹介します。
もくじ
白百合女子大の概要
白百合女子大の概要は次の通りです。
歴史と教育目標
白百合女子大は「フランスシャルトル聖パウロ修道女会」が母体のカトリック系の女子大学です。1965年に大学として誕生しました。
「心」の通い合う教育を大切にしており、知性と感性との調和が取れた女性の育成に取り組んでいます。加えて、「真・善・美」を教育目標として掲げ、愛と奉仕の精神も備わるようサポートをしています。
学部について
白百合女子大は、文学部と人間総合学部の2つの学科で編成されています。文学部には、国語国文学科・フランス語フランス文学科・英語英文科の3つの学科があり、主に文化や言語に関することを学び、国際感覚を身につけます。
また、人間科学部は、2016年に設置された新しい学部であり、児童文化学科・発達心理学科・初等教育学科の3つの学科を設置。児童や心に関する学びを習得させ、「人を知る・支える」人材を育てます。実際に調布市の子育て支援にも参加しています。
全国の姉妹校
また、千代田区九段にある白百合学園のほかにも湘南・函館・仙台などの7つの系列高校がありますが、内部進学などの流れで白百合女子大に進学する生徒に関しては、どの姉妹校も少ない傾向にあります。
芸能界の卒業生
白百合女子大の卒業生で、芸能界で活躍しているのは、主に2人います。
蓮佛美沙子さん（文学部児童文化学科児童文学・文化専攻卒業）
蓮佛美沙子さんは、島根県出身の女優。2005年にスーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスのグランプリを獲得し、芸能界デビューしました。朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』、『お義父さんと呼ばせて』など、数多くのテレビドラマやCMで活躍しています。
在学中は、児童文学を専攻し、絵本制作にも取り組んでいました。自身の初の主演ドラマとなった『37.5℃の涙』では、病児保育士役を演じ、劇中に出てくる絵本の表紙を自身で手掛けたことも話題となりました。大学で学んだことが、これからどのようにして演技に活かされるか注目です。
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芹那さん（文学部児童文化学科児童文学・文化専攻卒業）
北海道出身の芹那さんは、函館白百合学園高を卒業後、上京し、白百合女子大へ入学しました。DAIGOさんらと同じ芸能事務所であるA-Teamに所属しています。
かつてAKB48グループのSDN48のメインメンバーの一人であったことも知られています。卒業後は、タレントとして活動し、バラエティー番組に数多く出演。最近では、舞台にも出演し、女優としても活躍。瑛太さん主演のテレビドラマ『最高の離婚』では、数多くの男性を翻弄させる魔性の女を演じ、話題となりました。
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