保育園に通っている子供は、普段は給食を食べることが多いですが、遠足の日はお弁当をみんなで食べることがほとんどです。子供にとっては、なかなか食べる機会が少ないお弁当ですが、だからこそ親御さんとしては「子供が喜ぶお弁当を作ってあげたい」と考える方も多いことでしょう。今回は、保育園の遠足におすすめのお弁当メニューやお弁当作りのポイントについてご紹介します。
もくじ
保育園の遠足におすすめのメニュー5選
遠足のお弁当を作る際は、園児が食べやすいおかずがおすすめです。芝生の上にシートを敷いて食べる可能性もあるため、あまり手の込んだおかずを作ってしまうと、逆に食べづらくて時間がかかってしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、手づかみやフォークなどで簡単に食べることができるおかずです。それでは、遠足におすすめのメニューを5つご紹介します。
耳をカットした卵サンド
遠足用のお弁当で子供が食べやすいレシピといえば、「サンドイッチ」です。サンドイッチの具といってもさまざまな種類がありますが、ここでは定番の卵サンドのレシピをご紹介します。食パンを使う場合はあらかじめ耳をカットし、子供が食べやすいように工夫するのもおすすめです。
- 材料(子供1人分)
食パン(6枚切り):1枚
溶き卵:1/2個分
ハム:1/2枚
キュウリ:1/4本
サラダ油:適量
塩:適量
牛乳:小さじ1/2
- 作り方
- まずは食パンを半分に切り、切り口に包丁で切り込みを入れる。
- 溶き卵に、塩少々と牛乳を入れ、油で熱したフライパンで炒め、スクランブルエッグにする。
- ハムとキュウリを5mm角に切り、キュウリは塩もみして水気を切る。
- スクランブルエッグと3の具材を切り口を入れたポケットに詰める。
- 食べやすいサイズに切り分けて完成。
少し厚みのある6枚切りの食パンに切り込みを入れ、ポケット型のサンドイッチにすることで、具材がまとまりやすく子供も食べやすくなります。通常の食パンのサイズで、2~3等分すると、ちょうどいいサイズになるでしょう。
一口サイズのおにぎり
シートの上などで食べることを想定し、おにぎりを作るという方も多いかもしれません。園児用のおにぎりのポイントは「食べやすいサイズ」にすることです。鮭や梅干し、ふりかけなど、好きな具材でおにぎりを作ってみましょう。また、おにぎりを握る際は、直接手で握るよりも、ラップを使って握った方が食中毒予防になります。
おにぎりは海苔やチーズ、ウィンナーなどを使うと、デコレーションがしやすくなります。子供が喜びそうな顔をおにぎりにデコレーションしてみるのもおすすめです。
動物モチーフのウィンナー
遠足の定番おかずの1つ、ウィンナーは、あらかじめピックや爪楊枝などを刺しておけば、外出先やシートの上でもこぼさずに簡単に食べることができます。また、ウィンナーは動物モチーフにすると、見た目も華やかになります。
動物モチーフのウィンナーで最も簡単にできるのが、カニをモチーフにしたウィンナーです。作り方はとても簡単で、まずはウィンナーを縦半分に切り、両端に3~4本ほど切れ目を入れ、2分ほど茹でます。最後に竹串などで穴をあけ、黒ゴマで目を付けたら完成です。一度やり方を覚えると何度でも使えますので、ぜひ試してみてください。
子供が大好きな青のりポテト
子供が大好きなジャガイモは、お腹も膨れるので遠足で動き回る子供にぴったりのおかずです。ジャガイモを細長く切って塩茹でし、やわらかくなったらザルで水気を切り、味付けします。青のりをまぶして塩を軽くふれば、青のりポテトの完成です。サイドメニューに迷ったら、簡単にできる青のりポテトを試してみましょう。
一口サイズのケチャップチキン
子供が食べやすい食材の1つである鶏肉を使った「ケチャップチキン」は、一口サイズにすることでさらに食べやすくなり、遠足のおかずにぴったりです。作り方もとても簡単なので、ぜひ試してみてください。
- 材料(お弁当用カップで6~8食分)
鶏もも肉…大1枚 塩…少々 小麦粉…大さじ1 サラダ油…適量 A[ケチャップ…大さじ2 砂糖…小さじ1 水…大さじ1]
- 作り方
①鶏肉は一口サイズに切り、塩と小麦粉をまぶす。②油を熱したフライパンで両面を焼き、中まで火が通ってきたら、Aを加えて煮絡める。
(引用元:2歳、3歳児のお弁当、大きさや量、簡単おすすめレシピを人気料理研究家が教えます!|HugKum【小学館公式】)