【赤ちゃんの夜泣き】月齢別の原因と対処法について詳しく解説!

赤ちゃんの夜泣きは生後6ヶ月くらいから始まり、7~9ヶ月でピークを迎え、1歳を過ぎると徐々に減っていきます。長い子育て期間からするとわずか数ヶ月は短いとも思えますが、実際に毎晩起こされる親にとってはつらく、まるで永遠に続くかのように感じます。1歳未満の赤ちゃんの夜泣きにはどう対処すればいいのでしょうか? 月齢別の夜泣きの特徴を示しつつ、対処法をお伝えします。

月齢ごとに夜泣きの原因は異なる

新生児が夜に泣くのは「夜泣き」ではない

生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別なく寝ます。1回当たりにまとめて寝る時間は短く、起きるとおっぱいを飲み、飲み終わるとまた寝てしまいます。体内時計の仕組みが働き始めるのは生後3ヶ月以降からで、生後2ヶ月までの赤ちゃんは昼も夜も区別していません。したがって、当然夜に目覚めて泣くこともありますが、この場合は「夜泣き」とは呼びません。

生後4、5、6ヶ月の夜泣き

早い子は生後4ヶ月で夜泣きが始まります。今までよく寝ていた子供でも、突然夜中に泣きだし、なかなか泣きやまないことがあります。この月齢の赤ちゃんに多い夜泣きの原因には、以下のようなものがあります。

生理的欲求

この月齢の赤ちゃんは、まだ夜中の授乳が必要なこともあります。おっぱいだけでなく、おむつが汚れて気持ち悪い、暑くて寝苦しいなど、すべて赤ちゃんは泣くことで大人に自分のつらさを分かってもらおうとします。

寝る環境

赤ちゃんの睡眠は浅く、少しのことでも驚いて目を覚ましてしまいます。外の物音が気になって寝られない、常夜灯の明かりがまぶしい、明け方に薄明るくなると目が覚めるなど、寝室の環境が赤ちゃんにとって快適でないため、夜泣きする可能性もあります。

消化不良になりお腹が張る

赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲むときに、空気をたくさん飲みこんでしまうと、お腹が張り、苦しくて泣くことがあります。授乳の後は赤ちゃんにしっかりとげっぷさせてあげましょう。ミルクの場合は、母乳に比べ消化に時間がかかるため、飲みすぎると消化不良を起こすことがあります。

生後7、8、9ヶ月の夜泣き

赤ちゃんの夜泣きが本格化します。月齢の小さなころに比べ、泣き方もいっそう激しくなります。

昼間の刺激

赤ちゃんの脳は生後急速に成長しますが、脳の成長と赤ちゃんの睡眠には大きな関係があるとされています。赤ちゃんの睡眠は、浅い眠りのレム睡眠の割合が多いのが特徴。このレム睡眠の間に、起きている間に受けたさまざまな情報を、脳はおさらいし消化しています。赤ちゃんの最初の1年は、長い人生の中でも最もドラマチックな変化をとげる時期です。ときには大量な情報を脳が処理しきれないため、赤ちゃんが夜泣きするのではないかと言われています。

寝る習慣

おっぱいで寝かしつけをしている場合、赤ちゃんが「寝ること=おっぱい」と認識し、おっぱいがないと寝られなくなることがあります。おっぱい依存の赤ちゃんは、夜に目が覚めるたびにおっぱいをほしがり、泣くようになります。

歯ぐずり

乳歯の生え始めはむずむずして気持ちの悪いものです。泣きながらしきりに手を口の中に入れたり、何でも口に入れてカミカミしたりする、よだれが増えてきたなどの場合は、歯ぐずりの可能性があります。

消化不良

赤ちゃんの消化器官は未熟なため、離乳食を十分に消化しきれず、不快に感じていることがあります。

生後10、11ヶ月の夜泣き

赤ちゃんの生活リズムはこのころになるとだいぶ定着していますが、まだ夜中に何度も起き、ときにはひどい夜泣きに親が苦労します。

心理的不安

赤ちゃんの生活が安定し、職場復帰や再就職を考えるお母さんも多いでしょう。今までは、いつもお母さんが目の届くところにいるのが当たり前だった赤ちゃんにとって、長時間お母さんの姿が見えないというのは一大事です。家とは違う保育園の様子にも戸惑いを覚えます。昼間の不安が夜泣きとなって出てくることもあります。

寝言泣き

レム睡眠の間に脳が昼間に経験したことをおさらいしていますが、その際、赤ちゃんは寝たまま泣く「寝言泣き」をすることがあります。何か要求があって泣いているのではなく、寝ぼけて泣いています。ですから、しばらくかまわずにいると、自然と泣きやみ、また静かに眠ります。

体調不良

この月齢になると、出産時に母体から引き継いだ免疫が切れ、赤ちゃんが病気になりやすくなります。初めて発熱するのも、1歳前くらいのことが多いようです。