ピアノ発表会用子供ドレスの選び方のポイント
ピアノの発表会では、ピアノを弾くことがメインということを忘れてはいけません。どんなにデザインがかわいくて子供に着せたいと思っても、ピアノの演奏をするのに向いていないドレスを選んでしまっては意味がありません。ピアノの発表会に着せやすい子供用ドレスの選び方のポイントをご紹介します。
両腕が動かしやすいドレス
ピアノを弾くときに袖の長いドレスを選んでしまうと、袖が引っかかったり、絡んだりしてピアノの鍵盤を弾きにくくなることがあります。両腕を動かしやすいドレスであることが大切です。
ステージ上では、熱い照明を浴びることになります。会場も室内で温度調整されていることがほとんどでしょう。ノースリーブのドレスは腕回りの制限がなく動かしやすいのでおすすめです。
ピアノの発表会では、観客は演奏者の手の動きを見るので上半身に視線が集中します。上半身にリボンやビジュー、パール、花のモチーフなどのポイントがあるドレスを選ぶと良いでしょう。
首回り、腕回りにゆとりがあるものを
首回りや腕回りがきついものは子供が嫌がる可能性があります。気持ちよく着れないドレスは、演奏中に子供が集中力を維持できない原因にもなり得ます。
また、大きすぎるのも演奏前のお辞儀したときに胸元が浮いてしまったり、肩がずれ落ちてきたりしてしまいます。ドレスの下にはインナーを着るように配慮しましょう。サイズに少し余裕があり、伸縮性のある動きやすいドレスを選ぶと良いです。
スカート丈は長すぎないものが◎
ピアノ演奏中はペダルを踏む動作があります。裾が長すぎるドレスは演奏中に足に裾が絡んでしまう可能性も。発表会で緊張している子供が長い裾に足を取られて転んでしまう可能性もあります。スカートが長すぎるロングドレスは演奏に不向きです。
お辞儀をしてもスカートの丈に余裕がある膝丈や膝下丈のスカートのドレスを選ぶと良いでしょう。
照明できれいに見えるドレスを選ぼう
ピアノの発表会での演奏中は常に照明が当たっている状態になります。照明が当たったときにキラキラと光るスパンコールやビジュー、パール付きのドレスを選ぶとドレスがきれいに見えます。
また、動きに合わせて光る小物をコーディネートに取り入れると演奏前後のお辞儀のときにもきれいに見えるでしょう。しかし、キラキラしすぎるものは観客もまぶしく感じてしまうので、さりげなく光るものを選ぶのがおすすめです。
また、会場やピアノ教室によってはスパンコールやキラキラしたものを禁止していることがあります。ドレスを選ぶ前に確認すると良いでしょう。
靴にも気をつけよう
ピアノを弾きやすい靴を選んであげることも大切です。ドレスのカラーに合わせた、ヒールのない履きやすい靴を探しましょう。
ヒールのある靴はスタイルを良く見せる効果がありますが、ピアノの発表会には不向きです。
重さのあるブーツやヒールのある靴は避けて、ドレスとのカラーバランスも合うものを選びましょう。
終わりに
ピアノの発表会のドレス選びは演奏する曲によっても異なります。例えば、子供らしい曲を演奏するときには花柄や大きなリボン、パステルカラーのかわいらしいドレスが似合います。一方、しっかりとしたクラシックを演奏するときには、レースやチュールが華やかで優雅に見せてくれるドレスも素敵です。演奏曲の雰囲気や、演奏しやすいポイントを押さえたドレスを選びましょう。
参考
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