学童保育、夏休み・春休み・冬休みはどうなるの?通常の学童保育との違い - cocoiro(ココイロ) - Page 2

子供たちの過ごし方

授業がない分、当然子供たちは1日を学童で過ごすことになります。

1日の始まりは勉強時間からスタートします。夏休みは宿題も多いため、親と予め相談して決めた範囲をすることもあるようです。指導員の先生も分からないところは教えてくれたりしますが、全員分見ることができなかったり、子供に任せるところもあるようですので、帰宅後の親のフォローは必要になります。

勉強が終わると、掃除の時間です。教室の掃除や、庭があったり動物を飼っている場合はそれのお世話など、学童で気持ちよく過ごすための行いを子供たち自身がやります。

掃除のあとはお昼、そのあとは基本的には遊ぶ時間になっています。学校のプールに行く子供たちは、朝にまとまってプールにでかけます。学童に残る場合に関しては、何をして遊ぶかは子供たち次第で、教室内で遊んだり、敷地内で遊んだりします。また、本やDVD、工作用のノリやハサミ、紙やペンなども用意されているので、それぞれの自主性に合わせて自由に遊ぶことができます。施設によってはおやつがでるところもあるようです。

以上が長期休暇中の学童保育の1日の大きな流れです。学童ごとに多少異なりはしますが、子供たちが1日楽しく過ごせる環境は整備されているでしょう。

また、子供たちがずっと学童にいて飽きないように、キャンプなどの特別なイベントを用意しているところもあるようです。

長期休暇中だけ預けたい場合

仕事の関係上「長期休暇中だけ預けたい」という方もいらっしゃることでしょう。夏休みだけなど、期間限定で募集しているところもありますが、定員は少ないことが多いようです。また、普段から通わせている人よりも高くなる場合もあるので、事前に問い合わせておいた方が良いかもしれません。

長期休暇中の学童保育以外の選択肢

なかには、何かの理由で長期休暇中に学童に預けることができない方もいらっしゃるかと思います。学童に預けられない家庭は、どのようにして長期休暇を乗り切っているのでしょうか?

長期休暇の学童以外の預け先について知りたい方はこちら↓

【夏休み、子供はどこに預ける?長期休暇中の学童以外の6つの選択肢】

まとめ:「つきっきり」であることが正解ではない

「せっかくの夏休みなのに、子供が1人で学童で過ごすことになってしまう」。もしかしたらこうした罪悪感を覚えている親御さんもいらっしゃるかもしれません。長期休みだからこそ、勉強を教えたり、いろいろなところに連れて行ってあげたいと思うのが親心でしょう。しかし、子供が学童に通うとしても、お友達がたくさんいて日々楽しく遊べる環境ですので、家にいるよりも子供にとって良い思い出となるかもしれません。学童をうまく活用しながら、親子それぞれにとって充実した長期休暇を過ごせるとよいですね。

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cocoiro編集部

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