「小1の壁」を乗り越えるための3つの対策
「子供や家庭のためにもっと時間を費やせたら……」と、共働き家庭のパパ、ママは考えていることでしょう。子供のために十分な時間を確保することが難しい世の中ですが、身近でできる対策もあります。いくつかの方法をご紹介します。
ベビーシッターやファミリーサポートを検討する
どうしても学童の閉園に間に合わないという場合もあります。そんなときには地域のファミリーサポートセンターやベビーシッターサービスを利用すると良いでしょう。ファミリーサポートは忙しく支援の必要な家庭と、空いた時間を有効に活用したいと考えている人を結びつけるサービスです。料金は自治体ごとに異なりますが、概ね1時間500~1,000円ほど。
長期休暇の間は実家に頼る
夏休みなど長期のお休みは、特に仕事と育児のバランスを取ることが難しい時期です。どうしても育児を一方的に優先することは困難です。そんなときには、実家に頼るのも1つの手段。実家の両親にとっても孫と触れ合える時間は貴重でしょう。
協力してもらえるママ友を作る
どうしても身近に頼れる人がいなかったり、子供に関する些細な連絡ごとを確認するためにもママ友の存在は大切です。同じ保育園・幼稚園出身のママがいれば心強いですが、いなくても同じ悩みを抱えているママも多いはず。困ったときに助け合えるようにママ同士が関係を作っておくことも重要です。
まとめ:家族との話し合い、地域との連携が今こそ大切
「小1の壁」問題はママ1人で抱え込んでしまいがち。子供のためには自分の時間やキャリアは多少犠牲にしないといけないという押しつけも周囲から感じられるかもしれません。しかし、家族や両親、公共のサービスを利用しながらみんなで子供を育てていくという視野を持てると少し負担は減るのではないでしょうか。
思い切って状況を打ち明けることで、上手に協力者を見つけていきましょう。