1歳児が乗れるおすすめの三輪車8選!備えておきたい注意事項とは - cocoiro(ココイロ) - Page 2

1歳児に三輪車を買う時の注意点

一般的に三輪車の適応年齢は1歳半と言われていますが、あくまでも適応年齢は目安ですので、子供の個性や体格によって判断するのが良いでしょう。三輪車を購入する際に注意しておきたいポイントを4つ解説します。

1.ベビーカーの代わりであることが前提

三輪車は自転車に比べて漕ぐのが難しい乗り物です。その原因は、ペダルが前輪についていることにあります。体幹の筋肉が未発達の1歳児にとって、三輪車の車体と自分の体重の総重量が負荷としてかかっている状態で、蹴り上げて前に進むことは大変難しい動作です。

そのため、三輪車を漕ぐ練習をしている間は、三輪車がベビーカー代わりになることに留意しておきましょう。

参考

三輪車の教え方!3歳の子供に乗り方を理解させる3つのステップ|ぱぱたす

2.安全性を考え多機能のものを選ぶ

三輪車は車体を3点で支えていますが、バランスを崩すと転倒する乗り物です。

また、車輪やサドルが小さいため、体幹が鍛えられていない1歳頃の子供は地面の振動を直に体に受けると三輪車からずり落ちる危険があります。

さらに、1歳頃の子供は会話での意思疎通がやっとできるかどうかというところなので、公道で三輪車から飛び降りたりすると交通事故を起こす危険も考えられます。

そのため、1歳頃の子供に三輪車を購入する場合は、子供の安全性を重視して多機能な三輪車を選ぶようにしましょう。

参考

最も大事な安全性|アイラブ三輪車
幼児用三輪車|一般財団法人製品安全協会

3.利用期間や目的を考える

幼児用乗り物は、三輪車以外にストライダー、キックボード、バランスバイクなど、多様化しています。そして、小学生になると行動範囲が広くなるため自転車を購入する家庭が多くなります。

そのため、三輪車をいつまで利用し、いつごろ自転車に乗り換えるか、など長期的な利用計画を立てておくことをおすすめします。

また、三輪車を買う目的も見定めておきましょう。三輪車は鍛えにくいとされている体幹筋肉のトレーニングに非常に効果のある乗り物です。また、三輪車自体が外遊びの可能性を広げてくれる玩具でもあるので、子供の思考や社会性を育てるのに効果があるといわれています。

しかし、近年幼児用乗り物の多様化により、自転車への乗り換えがスムーズにできるバランスバイクなどの乗り物が人気です。三輪車を買うメリットを踏まえて、子供にとって必要かどうかを熟慮しましょう。

参考

知ってました!?三輪車のすごいトコ|mimi
子供のストライダーと三輪車はどっちがおすすめ?何歳から乗れるの?|ワンダフル♡ライフ

4.置き場所の確保

1歳児に買う三輪車は多機能なものが多いがゆえに幅を取り、置き場所に困ります。折り畳み式の三輪車もありますが、玄関先に置くのは邪魔になるでしょう。ベビーカーや他の幼児用乗り物、そして自転車など、家族の人数が多ければ多いほど乗り物が増えていきます。

特に集合住宅は通行の邪魔にならないような保管場所が必要です。三輪車を購入する前に、保管場所を確保しておきましょう。

参考

マンションの場合三輪車の置き場所はどこがいい?注意点はある?|子育ては楽しい.com

まとめ/「乗り物」というよりも「乗れる玩具」

 

「乗って遊ぶ、移動する」ことを目的とする他の幼児用乗り物や自転車と違って、三輪車は「乗れる玩具」です。三輪車自体が、子供にとって外遊びの世界を広げてくれる玩具の一つなので、三輪車によって自然遊びやおままごと遊び、ごっこ遊びなどの遊びの幅が広がります。

そのため、漕ぐ力が足りない場合は、子供にとって漕ぐ必要性を感じていないことが多いといえます。

三輪車を購入すると、何故自分で漕がないのだろうと疑問に思う保護者の声が多いですが、玩具として楽しんでいたら買う価値があったと考えて見守りましょう。

安全性を考慮して製造された三輪車ばかりなので長く使え、それにしたがって子供の三輪車の遊び方も変化し成長していきます。子供の豊かな発想力を感じさせてくれるのが三輪車遊びの良さなのです。

参考

想像もつかなかった遊び方|北欧留学のブログ(2008年4月1日)

この記事をかいた人

Ginamy

慶應義塾大学経済学部卒業。日商簿記検定2級・医科2級医療事務の資格保有。経理・一般事務を経験し、結婚を機に家庭に入る。3人の男の子のママライター。自身が中学・高校・大学・資格試験の受験を経験。育児・教育・書籍に関心。趣味は整理整頓・おしゃべり・K-POP・読書。地元少年野球部に参加する息子達を夫婦でサポート。子供の夢を叶えるべく、進学塾の通信講座受講での中学受験を目指し、家庭学習を支える。息子達がいてくれるからこその青春と感動と苦悩に感謝!