【まとめ】伝統的七夕の日に星空へ願いを
短冊を笹竹に飾ったら、あとは満天の星空を見上げて祈りが届くのを見守るだけです。しかし、残念ながら現在の暦の7月7日は、梅雨明けにはまだ早く、曇っていることが多いのが現状です。1961~2018年の東京の天気を調べると、7月7日午後3時時点で晴れていたのは57年間中18年のみです。残りの39年は、七夕の日に星空が見えなかったということになります。
実はこれは、私たちが本来の七夕の日より1ヶ月から1ヶ月半も早く七夕を祝っているためです。旧暦の7月7日は、現在の暦では8月中旬から下旬にあたります。旧暦の七夕の日は梅雨明け後で晴天率が高く、月は夜半前に沈み、その後は天の川がくっきり見えます。国立天文台では、旧暦の7月7日を「伝統的七夕」と呼び、この日に灯りを消し、星空観察をすることを薦めています。
今年の七夕は晴れになることを願いましょう。
参考
質問3-10)伝統的七夕について教えて|国立天文台
七夕の短冊で願い事の書き方!名前や住所、枚数について解説します|明日は何しよう
七夕の短冊の願い事の書き方5つのおまじないで願いが叶うコツと例文|日めくりオトナ稼業
七夕の由来|願い事をする理由・笹や七夕飾りの意味について|明日のネタ帳
東洋史観 五行と五徳の処世術について|知命立命 心地よい風景
東京の過去の天気 7月7日|goo天気