夜泣きがひどい・・・そんなときの対処法は?夜驚症の特徴も解説 - cocoiro(ココイロ)

子育てで必ずといっていいほど出てくるのが、夜泣きに関する悩みです。「子供の夜泣きが多いと睡眠不足で精神的にも不安定になりがち……」そんな悩みを持つ方たちも多いことでしょう。ひどい夜泣きの場合は、思い切っていくつかの対策を試すのがおすすめです。今回はひどい夜泣きの原因や、対処法などについてご紹介します。

ひどい夜泣きの原因は?

子供と毎日一緒にいるからこそ、「泣き声がいつもよりもひどい」など、泣き方の違いや変化にも気づきやすくなります。時には夜泣きが激しかったり、弱々しく泣いていたりと、子供の夜泣きの特徴もさまざまですが、ひどい夜泣きの原因には何が考えられるのでしょうか。夜泣きの原因は断定することが難しいとされていますが、主な原因として、以下の2点が考えられます。

体内サイクルの問題

子供の夜泣きの原因としては、体内サイクルの問題が考えられます。人間には体内時計と呼ばれる一日のリズムを作る機能があり、朝になったら起床し、夜は暗くなったら眠るという調整が自然にできるものです。この体内時計のリズムがうまく作用していない場合は、夜の眠りが浅くなってしまい、頻繁に起きてしまうのです。

子供の夜泣きがひどい場合は睡眠時間が少なくなってしまいがちですが、生活リズムを整えるために早寝早起きを心がけ、日中はなるべく活動的に過ごし、夜は暗い部屋で静かに眠るというリズムを保つようにしましょう。毎日決まった時間に起きる習慣と寝る習慣をつけることで、睡眠の質が向上し、夜泣きの予防にもつながるでしょう。

寝かしつけの問題

子供を寝かしつける際に、抱っこしたりおっぱいをあげたりすることを、「寝かしつけの習慣」にしている方も多いかもしれません。その場合は、子供が夜中に目を覚ましたときに、「同じ寝かしつけをしてほしい」とせがんで泣くことが多いようです。入眠時だけでなく、夜中に起きたときも同じ寝かしつけの方法を求めてしまう、こだわりが強い性格の子供には、寝る30分前には布団に寝かせて、添い寝するなどの方法をとることで、寝かしつけの問題による夜泣きを改善する効果が期待できます。

夜泣きがひどい場合の対処法

夜泣きがひどいと、ママやパパの不安や焦りも子供に伝わってしまうため、さらに夜泣きがひどくなってしまいます。子供の不快を取り除くためにも、まずは赤ちゃんがリラックスできるような対処法を試してみましょう。

抱っこする

寝ているときに限らず、泣いている子供を落ち着かせるには、抱っこすることで安心させるのが効果的です。「ママはここにいるよ」と話しかけながら、添い寝をしながら体にやさしく手を添え、安心させてあげましょう。子供が抱っこでしか寝ない時期の場合は、パパにも協力してもらいながら寝かしつけるようにしましょう。

思い切って起こす

夜泣きはしばらくすると落ち着きますが、子供が泣き続けて手が付けられない場合は、暗くしていた部屋を一度明るくし、完全に起こしてしまうという方法もあります。少し遊んで気分を変えてから、もう一度最初から寝かしつける方が、早く寝てくれる場合もあります。夜泣きするたびに起こすと子供も親も負担が大きくなってしまいますので、ひどい夜泣きの場合にのみ試してみるようにしましょう。