学資保険を解約したい!返戻金や保険料が支払えないときの対処法 - cocoiro(ココイロ)

子供の将来のために契約する学資保険。可能な限り満期まで継続したいものですが、さまざまな事情により解約が必要になるタイミングもあるかもしれません。解約によって不利にならないための注意点や、解約以外の対処法についてご紹介します。

解約連絡前に確認して!返戻金は何%?

学資保険は、親や子供の年齢によって加入制限が設けられているものがほとんどです。一度解約すると、再加入が難しい可能性が高い保険です。解約は慎重に検討しましょう。

契約時の書類を見直そう

解約前に必ずチェックしたいのが、現時点での解約返戻金(かいやくへんれいきん)がいくらになっているかです。解約返戻金とは、解約時に返却してもらう保険金のことです。満期より前に解約すると、支払った額より戻り金が少ないことがあります。

解約時の戻り率は、一般的に学資保険を契約した際の書類に記載されています。まずは契約書類一式を確認しましょう。

契約からまだあまり年数が経っていない場合、支払総額の80%程度しか戻ってこないこともあります。結果的に損する状態で解約しても本当にいいのかどうかよく検討しましょう。

支払った全額が返ってくるのは満期直前になってから

それでは返戻金が100%になるのはどのタイミングなのでしょうか。商品にもよりますが、多くは満期直前にならないと返戻金は100%を超えません。

また、満期時に戻り率が100%以上になる契約の商品の場合、契約時に保証された総額が手に入るのは基本的に満期の後だと考えておくといいでしょう。

参考
解約払戻金(解約返戻金)の仕組み|保険・生命保険はアフラック