日本語の必修授業がある?専攻楽器には「授業」はない?実はよく知らない、音大の授業を紹介しちゃいます!

大学生ライター

おかか

立教大学現代心理学部 3年。東京都出身。2歳でバイオリンを始め、学校の勉強を完全に放棄し音楽高校、音楽大学へ。一度きりの人生を後悔したくないと思い20歳で中退、一般大学を再受験。現在は東洋哲学ゼミで勉強中。

こんにちは。おかかです。
みなさんは、音大でどんな授業が行われているか知っていますか?「音大生」のイメージは何となく持っているけれど、授業内容についてはわからない、という方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、私が実際に音大で受けていた授業の紹介をしていきたいと思います。
(大学や専攻の楽器等によってカリキュラムが大きく異なります。詳しく知りたい方はぜひ各学校のホームページをご覧ください!)

必修授業紹介

弦楽器専攻で、音楽高校から音楽大学に進んだ場合の一例を紹介していきます。

専攻実技

「実技の授業があるの?」と聞かれることがありますが、実は専攻楽器の「授業」はありません。その代わり、師事している先生のもとで週に1回くらいの頻度でレッスンを受けます。レッスンの場所や頻度は各先生の指定に従うため、同じ楽器を専攻していたとしても師事している先生が違うとスケジュールにも違いが出ます。学校で実技のレッスンを行うケースほとんどありませんが、半期ごとの実技試験は学校の教室で行われます。レッスン回数と試験結果によって単位が取得できる仕組みになっています。

ソルフェージュ


ソルフェージュとは、音楽家としてやっていくために必要な能力の基礎的な訓練のことです。

ものすごくざっくり分けると、①音楽を聴いて正確に書きとる②楽譜をみて正確に歌う(手をたたく)という2種類の訓練のこと。定期的に試験を受け、その結果によってレベルごとにクラス替えが行われます。同じクラスで一緒に「全然聴き取れない!」と言い合っていたはずの友達が後期から上のクラスにいってしまう、なんて切ない出来事も起こります。

音楽理論

音楽理論の授業も、ソルフェージュと同じようにレベルごとにクラス分けがされています。具体的な授業の流れは、課題をひたすら解く→提出→赤ペンが入る→再提出、の繰り返しでした。ちなみに、作曲科の子たちは理論が頭に入っているのが大前提なので、音楽理論の授業を受ける必要はありません。

外国語

西洋音楽を一生日本語だけで学んでいく、というのは非現実的です。曲のことを知るにも、外国の先生のレッスンを受けるにも、留学するにも、とにかく外国語は重要。ドイツ語かフランス語を選択する人がほとんどですが、将来のプラン次第でロシア語やイタリア語を学ぶ人もいます。実際は、授業よりも留学先の生活で使いながら身につけていく人が多いように感じます。

日本語

ここまでは音大特有のなんだかすごそうな授業を紹介してきましたが、私が一番「音大っぽい」と思ったのは日本語の授業です(全ての音大にあるわけではありません!!)。大学入学後、初めて「必修日本語」の文字を見たときは唖然としました。なんと「必修日本語」にもクラス分けがあります。いろいろな言語の音楽用語はわかっても常用漢字は読めないという人がいるのは音大らしいなあ…と思います。

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