小学校の運動会はどう変化した?持っていきたい便利グッズも紹介!

運動会の開催時期が秋から春へと定番化している理由を探ります。幼稚園・保育園に比べて、小学校の運動会は大規模かつ長時間の開催です。さまざまな便利グッズを駆使して子供たちの活躍を楽しみましょう。

時代ともに変化する小学校の運動会

春開催が定番になりつつある

1960年代から小学校の運動会は秋に開催されていました。その理由は4つあります。

  • 東京オリンピックが10月に開催され、スポーツの秋という風潮が生まれた。
  • 地方の農業従事者が秋の収穫後に運動会に参加できることを考慮した。
  • 四季の中で秋は晴天が多く、春は梅雨時期にあたり行事日程がずれる可能性が高い。
  • クラスの結束が生まれている。

しかし、2017年にフォト総研が「子どもの運動会」に関する調査アンケートを実施したところ、近年では3割の学校が運動会を5月に開催していることが分かりました。

(参照元:「子どもの運動会」に関する調査アンケート|フォト総研

運動会の春開催が定番化しつつある理由として考えられるのが以下の5つです。

  • 運動会を秋開催するためには練習する時期が夏になってしまい、熱中症の危険がある。
  • 年間行事を分散化し、秋の授業数を確保できるようにする。
  • 3学期制から2学期制に変更したため、10月に1週間ほどの秋休みがある。
  • 学校の補修・改装工事が夏休みから開始されることが多いため、練習時期にずれ込んでしまう場合がある。
  • クラス編成後の連帯感を高めることができる。

北海道や東北地方などの冬の到来が早い地域では、もともと運動会を春に開催する学校もありましたが、近年では運動会を春開催にする学校が増えてきたことが分かります。

競技種目を減らして時短化

文部科学省は2020年度から英語の正式教科化を決定しました。それに伴い、2018年度から小学校の外国語活動時間を確保するように変更されたため、運動会準備に割ける時間が減ってしまいました。

具体的にどのようにして運動会の時間短縮を図るのかを分かりやすく図解されたものが、日経新聞の記事に掲載されています。

(参照元:「午前中だけ運動会」広がる 共働き家庭に配慮 |日本経済新聞

上図以外にも、保護者や未就学児の参加する競技も取りやめになった学校があります。

参考
小学生の英語はいつから授業で始まる?2018 実は○年生が一番大変!|子供と暮らして

お弁当時間をカット

愛知県安城市役所は、平成29年6月に「運動会は弁当の必要ない午前中だけの開催とすることを市内の公立小学校で統一してほしい」という保護者からの意見に対する回答を公表しました。

運動会のスケジュールを含めた実施内容の変更は、学校だけでなく学校に関係する多くの方の意見を聞く必要がありますが、学校により地域の事情は様々であるため、統一できないのが実情のようです。
しかし、運動会が負担となるご家庭についての配慮は必要と思いますので、今回のご意見は学校に伝えさせていただきます。

(引用元:公立小学校の運動会について(平成29年6月回答)|愛知県安城市ホームページ

つまり、要約すると「市内すべての公立小学校で統一するのは難しいが、保護者負担を配慮する必要がある」と回答しています。

午前中に運動会を終了することで、共働きや一人親家庭などさまざまな大人の事情により、一人でお弁当を食べざるを得ない子供が寂しい思いをせずに済むのは確かでしょう。また、お弁当の準備を減らせば保護者の負担が減るという意見があります。

参考
公立小学校の運動会について(平成29年6月回答)|愛知県安城市ホームページ