お下がりを受け取るには?マナーや交換に便利なサイトをご紹介 - cocoiro(ココイロ)

子供の成長過程で一時期しか使えずに綺麗な状態のまま手もとにあるものや、いっぱい遊べば汚れてしまうものをお下がりでもらいたい、譲りたいと考える人はたくさんいます。そんな「お下がり」で、受け取る人と譲る人のマナーを正しく知って気持ちのいい人間関係を保てるようにしましょう。また、不用品の取引に便利なサイトをご紹介します。

お下がりとは?

子供の衣服や育児用品を譲り受けるときに使う「お下がり」とは、年長者からもらった使い古しの品物で、「お古」ともいいます。

戦後間もないころの日本は貧しく、大家族が多かったため、使えるものは大切に使うという考え方を持っていました。そのため、まだ綺麗で使える状態のものなのに子供の成長によって使えなくなってしまった衣類や育児用品を、親戚や近所の弟妹に譲り渡すのは当然のことでした。

しかし高度成長期を経て、国民の購買力が高まり少子化が進むと、子供1人にかけられるお金が増えたため物を捨てることに抵抗がなくなり、新品を調達する方がまわりに気を使わなくて済むと考える人が増えてきました。また核家族化が進み、共働き家庭が増えたことで、親戚や近所との付き合いを避ける人も増えてきました。

そんな現代だからこそ、「お下がり」を頂くときは、マナーを正しく知っておくことが必要です。