運動会の挨拶の基本とは?PTA挨拶の例文と一緒に紹介! - cocoiro(ココイロ)

子供や家族にとってビッグイベントの一つが、「運動会」。運動会は、5~6月もしくは9~10月に開催している学校が多くなっています。株式会社アスカネットが全国の子供を持つ20~60代男女342名を対象にアンケートを取ったところ、5月開催が31.0%、6月開催が10.5%、9月開催が23.7%、10月開催28.9%になっていることが分かりました。春と夏の変わり目や秋に、運動会を実施しているようです。

(出典:「子どもの運動会」に関する調査アンケート|フォト総研

そんな運動会でPTA代表として、開会式、閉会式の挨拶を依頼されることがあるかもしれません。挨拶の原稿のポイントや例文などについてご紹介します。

開会式の挨拶の基本

明るく元気に始める

子供に元気いっぱいに頑張ってもらいたい運動会。はじめの挨拶は重要です。挨拶台に立ったらまずは全体を見回しましょう。そして胸を張り、一番後ろまで声が届くように正面の奥を見て大きな声で挨拶します。

まずは、自分から明るく元気に挨拶をすれば、子供たちからもその反応が返ってくるでしょう。子供たちの反応が薄ければ、「みなさん、元気ですか?」ともう一度挨拶をしてみてもいいでしょう。もっと大きな声で子供たちから挨拶が返ってきたら、すかさず「素晴らしい!」とほめてあげてください。子供たちの心をこちらに向けることができます。

子供たちには分かりやすく

子供たちとの挨拶を交わした流れで、さらに子供たちの気持ちを高めます。その際には分かりやすい言葉を使って、なるべく伝わるように心がけてください。

「運動会に向けてたくさん練習をしてきたと思います。これまでの練習をおもいきり今日の運動会で発揮してください」

「それぞれのチームで一致団結して、最後の最後まであきらめずに戦い抜きましょう。皆さんの力で素晴らしい運動会を作りましょう。私も心から応援しています」

このように、簡単に伝えるだけでかまいません。

各方面への挨拶は簡潔に

各方面に対する挨拶も、短めにしましょう。自己紹介、参加のお礼、日ごろからの感謝、簡単なお願いなどを伝えておくだけで問題ありません。あくまでメインは、子供たちの運動会です。必要以上のことを喋るよりもシンプルにまとめて、運動会のスタートを飾った方が好まれます。だらだらと長くなってしまうと、子供たちも飽きてひそひそ話を始めてしまうでしょう。