子供のことを考えると帰省はすべき?
ここまでは父と母のお盆に対する意識の問題についてご紹介してきましたが、子供はお盆に対してどう考えているのでしょうか。そして、子供と一緒の帰省はいつまで必要なのでしょうか。
子供が帰省を嫌がることも
実は子供自身が帰省を嫌がるというパターンもあるのです。例えば、「祖父母のご飯がおいしくなくて食べない」というのが理由として考えられます。
子供がそのまま口に出して祖父母に言うのであればいいですが、子供があまり口に出さないのであれば母が気を使うはめになります。もし、子供が帰省を嫌がっているのであれば、帰省する期間を短くするか、子供が何を嫌がっているのかを聞いて、なんとか祖父母を説得するようにしましょう。
帰省したくない原因が解決しないと、帰省ができないという状況にもなってしまいますし、大きくなっても帰省しにくくなってしまうかもしれません。できるだけ子供を説得し、早めに解決する必要があることを理解しておきましょう。
家族みんなで帰省することも必要
最近では「父子帰省」という言葉も出てきており、夫婦が別の行動をとる帰省手段も増えてきているようです。家族そろって出かける機会は子供が大きくなってくると減ってきます。こういったタイミングでしか家族そろって帰省をすることはあまりありません。祖父母と良い関係を築いていきたいのであれば、子供がまだ小さいときは祖父母の元に家族そろって訪れておくことをおすすめします。
また、帰省シーズンが憂鬱だと考える人も多いようですが、夫婦の形にフィットした帰省の仕方を考えるのも大事です。父にとって、母にとってストレスにならず帰省することができるスケジュールや行き先などを考えてあげるといいでしょう。
子供と一緒に帰省しているのであれば、子供と一緒にたくさん遊んであげると少しだけリラックスして、帰省シーズンを過ごすことができるかもしれません。
子供が自立したら、父と母それぞれの時間も必要
子供が自立してきたころになると、子供を連れずに帰省することも可能になります。もちろん、帰省をしないという選択肢を取ることも十分可能です。この時期になると、夫婦ともにリラックスしてお盆に望むことができるので、自分たちがしたいことをするのもいいでしょう。
子供がいたからできなかったことや時間が必要なことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。また、今まで夫婦での時間が多かったため、別々で行動をしたいという家庭もあることでしょう、それぞれのしたいことを思う存分楽しんでみるのもありでしょう。
ここまで来ると、ある程度やりたいことができます。もちろん、今まで通り帰省してもいいでしょうし、新しいお盆の過ごし方も十分楽しめます。