留学経験は履歴書にどう書く?書き方やアピールのポイントも解説!

文部科学省および独立行政法人日本学生支援機構が、留学促進および留学する意欲と能力のある若者を応援する「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」を立ち上げていることは、日を追うごとに広く知られつつあります。

「トビタテ!留学JAPAN 」の活動は、すでに留学している若者やこれから留学しようとする意欲のある若者をただ応援するだけではありません。その活動を支援している企業・団体と共に、就職活動などに役に立つ情報も発信し続けています。

現状では多くの場合、企業は採用選考活動を6月1日以降に開始しますが、6月以降に留学を終えて帰国する学生へ強い関心があることから、留学者への配慮が広がりを見せています。その結果、7月以降も採用活動を行う企業のリスト(平成30年5月10日現在、78社 : 留学Xキャリア応援宣言 |トビタテ!留学JAPAN 文科省より)も増えつつあります。

このように、企業の受け入れ姿勢にも大きな変化が見られるなか、留学する若者の留学Xキャリアという厚みが、企業の側に深く好印象で捉えられつつあります。この記事では、そうした背景を大いに生かすべく、留学経験のある強みを履歴書をどう書くか、どうアピールするかのポイントを解説します。

留学の経歴は履歴書のどこにどう書く?

留学経験は、履歴書を作成するときにとても有効です。留学をしなかったそのほかの若者に大差をつけることができます。ですが、それも書き方や書く場所、さらに自分自身を上手にアピールする方法にすべてかかっています。以下、留学体験をどのように記すのが効果的なのかを見ていきましょう。

留学期間は1年以上が基本

留学を記載するときに大切なのが、留学した期間です。1年以上の留学期間がない場合は留学とはみなされません。したがって、留学期間が1年以上であれば、学歴欄に堂々と記載することができます。1年未満であれば、学歴欄に記載することはできません。これを守らないと、学歴詐称とされる場合があります。厳しい会社であれば、採用が無効となる場合もあります。

では、1年未満は留学経験について履歴書に書けないのでしょうか。そんなことはありません。留学経験、語学留学などは、それが事実であれば、当然、有利に働くことも多いでしょう。ただし、学歴欄に書くのではなく、この場合は履歴書の自己アピール欄や特記事項欄に記載しなければなりません。また研究者として研究のための留学であれば、職歴欄に書くことで選考員らに好感が持たれるでしょう。

正規の留学の場合

1年以上の正規の場合は、正々堂々と、事実のままを学歴欄に書きましょう。

【書き方例】

令和○○年○○月 米国○○州○○大学留学(令和○○年○○月まで)
もし卒業証書や修了書というエビデンスがない場合は、上述した例のように学歴の最後に「(令和○○年○○月まで)」と書きましょう。

日本の学校を休学した場合

記載する留学の事実ですが、一方で、日本の学校を休学して留学している場合は、その事実が分かるように、留学先の情報を正しく記載します。
記載する内容は国名、時期、期間、学校名となります。

【書き方例】

令和○○年○○月 ○○大学○○学部○○学科 入学
令和○○年○○月から令和○○年○○月まで ○○国○○大学に留学
令和○○年○○月 ○○大学○○学部○○学科 卒業

【表記上のポイント】

留学先の国名や学校名、滞在地等は、アルファベット表記でも、カタカナ表記でも問題ありません。ただし、外資系の就活を希望していない場合は、カタカナ表記の方が、日本人の面接官が読む場合にはなじみやすいようです。

留学経験の内容は自己アピール欄または特記事項欄へ

留学経験が1年未満の場合は、学歴欄に書くことはできません。なぜなら正規の留学と認められていないからです。ただし、留学をした事実は事実ですので、志望企業にしっかりその優位性を理解してもらうために、自己アピール欄または特記事項欄へ記載できます。書き方は、上記の例に倣って正しく記載しましょう。

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